アローカナが卵を産むようになってから約1か月後、最初は産卵数も一定ではありませんでしたが、次第に数も安定するようになりました。
おおむね1羽が1個卵を産むので、多ければ1日3個、少なくても1個は産みたて卵が手に入ります。
そうなると、次の目標は
卵を孵化させてアローカナを増やす
ことです。
雄鶏も一緒に飼っていますので有精卵であることは間違いありません。
卵から雛を孵すのは、シャモの有精卵で経験済み。
早速チャレンジです。
あらかじめ、卵の数を揃えるために、3日間卵を食べずにキープします。
ちょうど毎日3個ずつ産んでくれたので、3日間分の9個の卵を孵卵器へセット。
開始は今年の2月20日でした。
シャモで経験済みですので、設定は前回とほぼ同じ。
冬の寒い時期なので、設定温度は38℃。湿度を保つため孵卵器内へ水を入れておきます。
果たして上手くいくかどうか?
期待と不安で待つこと21日目の3月13日。
孵卵器へ卵をセットしてから、ちょうど21日目の夕方です。
1羽の雛が卵から孵りました!
昼過ぎ頃から、孵卵器内で、「コツコツ」「ピーピー」と、卵をつつく音や鳴き声が聞こえていたので事前に産まれそうな兆候はありました。
時折様子を伺っていたところ、無事に夕方6時半頃の孵化に立ち会うことができました。
誕生おめでとう!
(ニワトリの孵化までの日数の目安は21日。本当にその通りです。)
ひよこは寒さが大敵です。
孵化してからしばらくの間は自分で体温が調節出来ないので、寒いと弱ってしまい、簡単に死んでしまうようです。
最近はお目にかからなくなりましたが、昔はよくお祭りの屋台でひよこが売っていました。かわいいと思って飼ってきても、すぐに死んでしまい上手に育てられなかったという話もよく聞きます。そういう場合の原因のひとつが寒さによるものだそうです。
季節もまだ寒い3月ですので寒さ対策は必須です。
小動物用のヒーターで、28℃をキープします。
1羽目が孵化したその翌日、3月14日の朝6時半頃。
2羽目の雛も孵化しました。
その後、しばらくの間は孵卵器を継続しましたが、生まれそうな様子はありません。
残りの7個は失敗でしょうか?
貴重なアローカナの卵ですし、今後の参考にするためにも、
割って中を確認します。(正直割りたくはありませんが。。。)
その結果
- 全く普通の黄身の状態……無精卵?
- ちょっと黄身が変化している状態……途中で失敗?
- ほぼ雛の状態(涙)……最後の頃で死産?
という結果でした。
原因はいろいろあるのでしょうが、生き物ですから全てが上手くいくはずはありません。
ですが、こうした失敗も次の参考にしたいと思います。
(正直に、雛まで成長した卵を確認するのは辛いですし。。。)
こうして初めて我が家で生まれた2羽のアローカナのひよこたち。
無事に元気に育ってほしいです。