昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その⑩)今回は「ゆうパック」での発送ができませんでした

その他
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2024年4月中旬、裏庭に再び現れたレース鳩を保護した記録です。

 

前回までの続きです。

前回記事:昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その⑨)鳩の飼い主さんに連絡をとりました

昨年2023年11月、我が家に突然姿を現したレース鳩。

どうやら道に迷ったのか、あるいは疲れてたどり着いたのか、しばらく我が家にいましたが、無事に飼い主のもとへと帰ることができました。

それから約5か月後、再び我が家に姿を現したのは、まぎれもなく昨年保護したレース鳩。

わが家に居ついたまま帰る様子がないので、飼い主さんに連絡を取った上でゆうパックで送ることになりました。

段ボール箱へ入れて発送準備

前回までの続きです。

レース鳩のポッポちゃんの飼い主さんに連絡を取り状況を説明したところ、今回も昨年(2023年)11月の時と同じようにゆうパックで鳩を発送することとなりました。

要領は前回の経験でわかっていますので、準備はスムーズです。

わが家に余っていた適当な大きさの段ボール箱に、念のため空気穴をドライバーで開けておきます。

中に鳩が入っていることがわかるように、注意書きも印刷しておきました。

いよいよレース鳩のポッポちゃんを段ボール箱へと入れます。

箱の中にはチラシと少し食べる分のエサを入れておきました。

ということで、ポッポちゃんの発送準備は完了です。

郵便局にポッポちゃんを発送

段ボール箱に入れたところで、いよいよポッポちゃんともお別れです。

発送先は我が家の近くの郵便局。

昨年も一度ポッポちゃんを発送しているので、手続きもわかっていたので着払い用の発送用紙を上毛付けでいただいて飼い主さん宛の発送票を記入して受付に引き継ぎました。

ということで、無事に発送手続きも完了し、翌日には無事に飼い主さんの元へと戻るはず。

そう思っていたところ、思いもよらぬ結果が待っていたのでした。

ゆうパックの取り扱いは不可?

同日の午後8時頃のこと。

見知らぬ電話番号からの着信が入り、電話に出てみると、レース鳩の発送手続きを行った郵便局の担当者さんからでした。

内容は

今回のレース鳩は取扱いできない

とのこと。

昨年と状況は同じであるため、その旨も説明しいったん電話を終え、再度郵便局からの電話により状況をあらためて確認したところ、

  • 昨年の取り扱いはたまたま通ってしまったもの
  • 規定上は今回は取扱いできない
  • 明日の便にて自宅にお戻しする

というものでした。

昨年と同一状況なのに、郵便局側で「取扱い不可」と言われてしまってはやむを得ません。

郵便協担当者さんには対応への御礼を伝えて、翌日のポッポちゃんの到着を待つことになりました。

なぜ今回は取扱い不可だった?

なぜ今回、ポッポちゃんをゆうパックで発送できなかったのでしょうか?

いろいろとゆうパックの取り扱い規定等を確認してみたところ、気になる一文がありました。

以下は、日本郵便株式会社さんのホームページより、生きた動物の取り扱いに関するQ&Aの回答です。

A.魚介類、は虫類、昆虫類や小鳥などの小動物(哺乳類を除く)については、次の条件を満たしていれば、ゆうパックで送ることができます。

  1. 健康体であると認められるもの
  2. 輸送中にえさ、水の補給等特別の手当てを要しないもの
  3. 悪臭を発しないもの
  4. 特別な取扱い(温度(気温、水温)の調節、換気(通風の確保)等)をしないため、死亡するおそれがあることについて、ご承諾していただけたもの
  5. 脱出や排せつ物等の漏出を防ぐ包装をしているもの
  6. (小型の鳥類のみ)近距離※あてのもの
  7. 人に危害を与えるおそれのないもの
  • 近距離あてとは、運送経路上他の統括郵便局を経由しないものや同一道府県内のものに限ります。

(日本郵便株式会社さんホームページより)

今回の取り扱い不可の対応の答えは、まさにここに該当しているものと思われます。

レース鳩の発送先ですが、レース鳩の飼い主さんは他県のため、

近距離あてに該当しない=取扱い不可

となったものと思われます。

なお、ここでいう「(小型の鳥類のみ)」にレース鳩が該当するかどうか、その基準までは明確にされていません。「小型の鳥以外」ならば発送はできるのでしょうか?

と、若干疑問は残るものの、まずはこの規定に則った郵便局の対応であるため、今回の発送不可はやむを得ないということですっきりしました。

 

ということで、まずは返送されてくるポッポちゃんを待つことになるのでした。

 

~続きます~

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