2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回の続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきまし⑯〜雛を失ったツバメの夫婦に新たな雛が生まれました(前編)
害鳥に襲われて雛を失ったツバメの夫婦。
新たに巣を作り、卵を温めて始めてからの記録です。
順調に抱卵中
チョウゲンボウ(らしき鳥)に雛を奪われたツバメの夫婦。
新たに巣を完成させ、卵を産み始めたと思われるのが2022年6月4日頃のこと。
それから、本格的に抱卵が始まり、雌のツバメはじっと巣の中で卵を温めている様子が確認出来ましたが、その後の様子を見ていきます。
2022年6月10日
2022年6月10日、夕方の午後6時頃の様子です。
あいかわらず、雌のツバメはじっと巣の中で動かず卵を温めているようです。
本格的な抱卵が始まったと思われるのは、2022年6月8日のこと。
ツバメの卵は約2週間ほどで孵化することから、
2022年6月22日前後(最初に産んだ卵はもう少し早めに孵化する可能性あり)
に卵は孵化すると思われます。
それまで長丁場ですが、ツバメたちには頑張ってもらいたいものです。
2022年6月15日〜抱卵開始から1週間経過〜
2022年6月15日、抱卵開始から約1週間が経過しました。
雌のツバメは相変わらず巣の中でじっと卵を温めています。
もちろん、抱卵中とはいえ飲まず食わずではツバメも体力が無くなってしまうため、時折巣を離れてエサを食べに出かけます。
しかし、大切な卵を巣に残しているため、巣を離れる時間は本当に短時間です。
2022年6月18日〜そろそろ雛が孵化し始める時期?〜
2022年6月18日、午前5時頃の巣の様子です。
この時間帯はすっかりあたりも明るく、ツバメを始め野鳥たちは活動を始めている時間帯ですが、もちろん雌のツバメは巣の中の卵を温め続けています。
最初の卵を産み始めたと思われる時期が2022年6月4日頃のこと。
それから2週間が過ぎましたので、早ければ最初の雛は孵化する時期です。
無事に雛たちが孵化するのを祈る気持ちでそっとツバメの巣を見守ります。
2022年6月22日〜抱卵開始から2週間〜
2022年6月22日、本格的に抱卵が始まった日から数えて2週間が経ちました。
早ければ数羽の雛は巣の中で卵から孵化していてもおかしくない時期です。
そのためでしょうか?
これまでは巣の奥でジッと動かずに卵を温めていた雌のツバメですが、それまでとはどこか違う様子で、どちらかといえば巣の縁側にいるようになり始めました。
姿を確認するまでは断言できませんが、ほぼ巣の中には雛がいるといって良いかと思われます。
2022年6月26日〜雛にエサを運ぶ親ツバメの姿?〜
2022年6月26日、午後5時頃のこと。
まだ雛の姿は確認出来ませんが、親ツバメが巣の中にいる雛へエサを運ぶ様子が確認出来ました。
ツバメの卵は、直径1cmほどでとても小さいため、その中から孵化する雛も最初はちいさく最初は巣の外からは姿が見えません。
それでも、毎日少しずつ成長し、親ツバメが運ぶエサをたっぷりと食べながら大きく育ちます。
巣の外側から姿が見える時期もそろそろかもしれません。
無事に雛の姿を確認!
2022年6月28日〜巣の外から雛を確認!〜
2022年6月28日、午後6時のこと。
巣を確認すると、ツバメの雛の姿をようやく確認することが出来ました。
灰色の頭に黄色い大きなくちばしは、間違いなくツバメの雛です。
まだ何羽の雛が巣の中にいるかはわかりませんが、少なくとも2〜3羽はいるような感じです。
体の割には大きなくちばしをパクパクさせて、親ツバメにエサをねだる姿はたまりません(笑)
ということで、無事に孵化したツバメの雛の姿を確認することができました。
しかし、喜んでばかりはいられません。
このツバメ夫婦の最初の雛は、害鳥の被害に遭っているのです。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑧〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(後編)
また、同じような被害に遭わせないためにも、何らかの対策は必要です!
ということで、雛の姿も確認出来たところで、害鳥対策を実施することになりました。
〜続きます〜