2022年も我が家にやってきたツバメたち。
害鳥に襲われて雛を失ったツバメの夫婦。
新たに巣を作り、卵を温めて始めてからの記録です。
雛を失ったツバメの夫婦
まずは、これまでの記録です。
今シーズン我が家にやってきた最初のツバメの夫婦たち。
昨年から残されたツバメの巣を利用して卵を温め、雛も無事に孵化したのですが、2022年5月27日、チョウゲンボウと思われる鳥に雛を奪われてしまいました。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑧〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(後編)
突然、大切に育てていた雛たちを失ったツバメの夫婦。
しかし、彼らは諦めることなく、再び子育てを決意した様子です。
それまで使用していた巣を諦めて、新たに軒下に巣を作り始めました。
そして、2022年6月上旬には新しい巣も無事に完成したのでした。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきまし⑪〜雛を失ったツバメたちが再び巣を作り始めました(後編)
そんな彼らの子育ての記録を見ていきます。
その後の様子
ということで、新たな巣を無事に完成させた1組目のツバメの夫婦。
巣が完成すれば、次はいよいよ卵を産んで温める時期に突入です。
早速、その後の様子を見ていきましょう。
2022年6月4日〜産卵開始?〜
2022年6月4日、巣作りもほぼ終えたと思われる日の翌日のこと。
午前5時、ツバメたちの姿を探すと、巣を目の前に見渡せる玄関の上で2羽休んでいる姿を見ることが出来ました。
巣も完成したので、そろそろ卵を産み始めても良い時期です。
それから数時間経った、午前8時。
再び巣を見てみると、雌と思われるツバメが、巣の中で静かに休んでいる姿を確認出来ました。
巣作りを終えたタイミングや、ツバメの様子などから、おそらくは卵を産んで温め始めた状況下と思われます。
ツバメは、1日に1個の卵を3〜5日にかけて産みます。
それから本格的な抱卵が始まります。
この日は、そのスタートかもしれません。
2022年6月6日
2022年6月6日、午前5時。
巣の中には雌のツバメがじっとしていました。
ほぼ間違いなく卵がいくつか産んであると思われます。
もちろん、ツバメに警戒されないよう、短時間にそっと観察するのみ。
巣の中をのぞくような野暮な真似もしません(笑)
2022年6月8日〜本格的に抱卵開始?〜
2022年6月8日、午前6時前。
あいかわらず、雌のツバメは巣の中で動かずに卵を温めているようです。
それまでは、日中はエサを食べるために巣を離れるようなこともありましたが、だいぶ巣から動かないようになってきました。
本格的な抱卵のスタートと思われます。
ということで、害鳥に雛を奪われた悲しみを乗り越えて、新たな卵を温め始めたツバメたち。
ツバメの卵は孵化するまで約2週間かかります。
果たして無事に雛は孵化するでしょう?
〜続きます〜