卵から孵化させたアローカナ。
第1回目のチャレンジでは、9個中2個から雛が生まれました。
今回は、第2回目のチャレンジです。
季節もだいぶ春らしくなってきた4月の中旬、それまで順調に毎日1〜3個の卵を産んでくれていたアローカナの雌鶏たちが、ピタリと卵を産まなくなりました。
そう、この雌鶏たち、卵を抱き始めたのです。
季節も暖かく、卵を抱いてひよこを育てるのにも良い時期と思ったのか?
または、雌鶏たちも十分に親鶏として子育てをできるくらいにまで成長したのもしれません。
いずれにせよ、3羽がほぼ同時期に卵を抱きはじめ、しばらくの間はアローカナの卵はお預けとなりました。
そうして見守ること約2週間、雌鶏たちに異変が。
卵を抱くことに興味が無くなったのか、それとも何かが気に入らないのか、自分で抱卵していた場所から卵を落としていたのです。
落ちた場所には割れた卵の残骸が。
幸いにも、中身は黄身の状態でした(無精卵だったのでしょうか?。)が、3羽それぞれの雌鶏たちが時折集中力が切れた様子で卵から離れて遊ぶ様子も見られるようになってきたのです。
もちろん、鶏を育てるのは初めての経験、ましてや、鶏に抱卵させてひよこを自然に増やすことも初めてです。
心配になりながら、いろいろと調べて見たところ、原因がなんとなく分かりました。
- そもそも、種別によっては卵を抱くのが苦手な鶏もいる〜品種改良により卵の生産性に特化させてきたから等
- 抱卵し始めた鶏は、個別に1羽が入れる程度の箱を作り薄暗くして静かな環境にしてあげた方が良い〜普通にいつもどおりの環境で放置していました(汗)
- 他の鶏が邪魔をすることもある、あるいは、生まれたひよこを他の親鶏がいじめることがある〜鶏を飼っていたことのある方の経験談
つまり、ひよこを無事に卵から孵化させたければ、
孵卵器を使用するのが1番安全
ということなのでしょう(初心者にとっては)。
特に、1度抱卵状態に入った雌鶏は卵を産まなくなります。
実は、ここが重要。
卵がしばらくの間、食べられなくなるんです。これは痛いです。。。
そういうことで、これ以上雌鶏たちに卵を抱かせ続ける訳にはいきません。
雌鶏たちには申し訳ないのですが、それぞれが抱いていた卵は強制回収、孵卵器に移動させてもらいます。
(抱いていた卵がなくなり、しばらく雌鶏たちは卵を探しては寂しそうに鳴く様子も。ごめんね。。。)
アローカナが抱卵し始めたのが4月の中旬、そこから計算すると、ひよこがかえるのは「約21日」ですので、大型連休の後半以降でしょうか?
そうして見守ること数日、無事に1羽目のひよこ誕生!
そこから、続けて生まれます。
親鶏たちは白色なのに、全身黒色のひよこも。
ご先祖様に黒色の鶏がいたのでしょうか?
産卵の時期も数日ずれていたのでしょう。
日をおいてドンドン生まれ、最終的に7羽のひよこたちが誕生しました。
やはり、いくつかの卵は無事に生まれませんでしたが、こうして一気に7羽のひよこたちが新たに仲間入りです。
元気に育ってほしいですね。
次回以降も卵をかえす際は最初から孵卵器を使いたいと思います。。。