我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
前回までの続きです。
反省・教訓として、今後に活かすためにも記録として残すことにします。
前回記事:我が家のニワトリ(326)〜猛暑のせいで熱中症!?アローカナたちに残念なことが起きました(中編)
サブの鶏小屋の雄鶏をメインの鶏小屋へ
2021年8月2日(月)朝、メインの鶏小屋の中で息絶えていたボスの雄鶏。
前日まではいつもと変わらず元気だったのですが、この日は表側に姿を現さなかったことから、奥の部屋をのぞいてみたところ、残念にも落鳥となっていました。
こうした急な事態を受け、メインの鶏小屋に雄鶏が不在となったことから、サブの鶏小屋で「尻つつき」の悪癖持ちの雌鳥と一緒に過ごしていた雄鶏に白羽の矢が立つことに。
急きょ、メインの鶏小屋への引越しとなったのです。
急な展開に驚く雄鶏。
嫌がり逃げ回る雄鶏をなんとか鶏小屋から出して、なだめながら新しい鶏小屋へと引越しです。
メインの鶏小屋では、新しい雄鶏を不思議そうに雌鶏達が眺めています。
ここに先客の雄鶏がいれば、場合によってはすぐにケンカに発展することもあるのですが、さすがに残りは雌鳥だけですので、そのような危険な事態にはなりませんでした。
新しくこの鶏小屋のボスになった雄鶏。
「コケコッコー!」と元気よく鳴き声をあげています。
まわりの雌鶏達、特に様子に変わったことは無く、このまま無事にボスの交代かと思われました。
しかし、この後悲劇は起きるのです・・・・
ひと安心?
事件発生!雄鶏が尻つつきの被害に!?
このまま無事にボス雄鶏の交代か、そう思って安心しきってから数時間後の午前10時30分頃、なんと予想だにしていなかった事件が発生しました。
何気なく新しいボス雄鶏の様子を確認したところ、
尻の部分に大量の出血をしており、数羽の雌鶏達がその部分を執拗に追い回してつついていたのです。
見るも無惨な光景に、すぐさま雄鶏を救出しましたが、すでにかなりの出血から、息も絶え絶え。
目もうつろで、もはや手の施しようがないぐらい弱っていたのです。
被害に遭った雄鶏
どうやら、雌鶏達には新しいボスと認めてもらえなかったのでしょうか?
一体、何がどうしてこのようになってしまったのか全くわかりませんが、雌鶏達がこの雄鶏の尻をつついていたのは事実です。
このなると、それ以外の雌鶏達にも「尻つつき」のスイッチが入ってしまうため、もはや雄鶏を鶏小屋へと戻すことも出来ません。
やむなく様子を見ながら、元いたサブの鶏小屋へと戻してみましたが、そもそも、こちらにいるのは、「尻つつき」の悪癖持ちの雌鳥。
やはり血を見て興奮したのか、執拗に雄鶏の尻を追い回すようになり、もはや雄鶏も抵抗することも出来ずに弱ってしまいました。
アローカナ(ニワトリ)の飼育を始めてから約3年が間もなく経とうとしています。
ある程度のトラブルも経験し、ここしばらくは大きな事件もなく順調に過ごしていただけに、この状況はかなりのショック。
そして、被害に遭ってしまった雄鶏には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もはや息も絶え絶え、この状態では長生きできない雄鶏のせめてもの供養として、これまでの感謝の気持ちでしめて我が家でいただくことにしました。。。
こうして、それまで我が家で飼育していた雄鶏2匹がたった1日で姿を消してしまうことになったのです。
さらに事件発生!雌鳥1羽が落鳥!
2021年8月3日(火)、前日の事件に続き、この日さらに事件が発生しました。
そもそものトラブルの発端は、最初の雄鶏の落鳥。
この事もあって、こまめに鶏小屋の確認をしていたのですが、またもや被害が発生しました。
午後5時。夕方の確認をしていたところ、鶏小屋奥で1羽の雌鳥がぐったりしてたのです。
急いでそばにより様子を見たところ、すでに落鳥となっていました。
残ったアローカナたち
こうして、8月に入ってたった2日のうちに
雄鶏(♂)2羽、雌鳥(♀)1羽の合計3羽
が旅立ちました。
それまで順調に飼育していただけにかなりのショックでしたが、何よりも同じ過ちを繰り返さないことが重要です。
尻つつきの被害により弱ったためこちらで旅立たせた1羽は別として、残りの2羽は不自然にも鶏小屋の中で落鳥となっていました。
きっとその原因があるはず。
よくよく考えてみたところ、思い当たることはひとつしかありません。
そう、連日の猛暑による熱中症の疑いです。
残りのアローカナたちのためにも、残念にも落鳥となったアローカナたちのためにも、この事件を反省・教訓として今後に活かすこととします。
そう誓って、いよいよ熱中症対策を進めることになるのでした。
続きます。