2022年、今年もツバメがやってきました⑩〜雛を失ったツバメたちが再び巣を作り始めました(前編)

ツバメ
ツバメ

2022年も我が家にやってきたツバメたち。

 

先月のこととなる、2022年5月27日。

今年最初にやってきた1組目のツバメの夫婦の雛が、チョウゲンボウ(らしき鳥)に襲われ、残念ながらすべていなくなってしまいました。

参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑧〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(後編)

雛を失い途方に暮れるツバメたちの姿を見て、こちらまで胸が痛みます。

しかし、やはり野生の生物はたくましく、再び子育てに向けて一歩を踏み出したようですので、その様子の記録です。

事件翌日のツバメの巣

チョウゲンボウ(らしき鳥)の被害に遭ったツバメの巣。

事件の翌日、2022年5月28日。

もちろん、巣の中にはもはや雛はいないため、それまで巣につきっきりで雛の世話をしていた親ツバメたちの姿は巣にはありませんでした。

このまま、このツバメの夫婦は子育ても出来ぬまま秋まですごすのでしょうか?

しかし、どうやらそんな心配は無用だったようです。

再び巣作りを開始!

2022年5月29日〜巣作り開始!〜

その翌日となる2022年5月29日、午前8時過ぎ頃のこと。

なんと、このツバメの夫婦は新たに我が家の軒下に巣を作り始めたようです。

このツバメたちですが、4月にやって来ると、去年から残してあったツバメの巣をそのまま利用して抱卵を始めていました。

参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました②〜ツバメたちが卵を温め始めました

ですから、巣作りをするのは今シーズンは初めてということになります。

とはいえ、さすが誰に教わることもなく本能で巣作りの要領は理解している様子。

被害に遭った巣とは別の場所に新たに材料を運んで巣作りを開始しました。

人によってはツバメの巣を作られるのは苦手という方もいますが、我が家はもちろん大歓迎。

特に、このツバメ夫婦の悲しい状況を目の前で見ているだけに、できる限り応援したくなります。

果たして、まずは無事に巣は完成に至るでしょうか?

同日午後5時時点の巣の様子がこちら。

朝に比べて、少しですが巣は大きくなってきました。

2022年5月30日〜巣作り2日目〜

2022年5月30日、ツバメたちが巣作りを開始してから2日目の夕方の様子がこちら。

前日に比べて、さらに巣作りは進んでいます。

ちょうどこの時期はまわりにある水田の田植えも終わり、巣の材料は豊富にあります。

そのためか、巣作りのペースは春先に比べるとかなり早い気がします。

2022年5月31日〜巣作り3日目〜

2022年5月31日、巣作り開始から3日目となりました。

夕方の午後5時過ぎの様子がこちら。

3日目にして、見事に「ツバメの巣」らしい形になってきました。

雌のツバメでしょうか?巣の上で休んでいる姿もチラホラ見えるようになってきました。

やはり、時期的に巣の材料がたくさん手に入るようで、ツバメたちも材料を調達して巣まで戻ってくるのがかなりハイペースです。

もちろん、巣の下には使い切れずに落ちた材料がたくさんありますが、多少の汚れも多めにみます(笑)

ということで、最初の雛の犠牲を乗り越えて、新たに巣作りを開始したツバメの夫婦。

果たして無事に完成までに至るでしょうか?

 

〜続きます〜

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