2023年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回の続きです。
前回記事:2023年、今年もツバメがやってきました(54)〜2023年のまとめ(6月)
今年も我が家で無事に子育てを終えて、南方へと旅立っていったツバメたち。
2023年のツバメの記録を振り返りまとめてみます。
今回は7月中の記録です。
2023年7月の記録
2023年7月2日〜2組目抱卵開始40日目〜
2023年7月2日、2組目のツバメの産卵・抱卵がスタートしてから数えて40日目となりました。
普段は警戒して巣から姿を出さなかったこちらの雛たちでしたが、いよいよ身体も大きくなって巣から姿がよく見えるようになってきました。
その姿はほぼ親ツバメと一緒で、もしかしたら親ツバメより大きいかもしれません。
この時期の親ツバメたちは育ち盛りの雛たちにたっぷりとエサを運ぶため、自分たちはゲッソリしている感じです。
このぐらいの大きさになったら、雛ではなく、もう子ツバメと呼んで良いかもしれません。
辺りを飛び回っている親ツバメは、巣立ちを促すような感じの声を発しています。
こちらの子ツバメたちも、いよいよ巣を飛び立つときがやって来たようです。
2023年7月3日〜3組目が巣作り開始〜
遡ること2か月前となる2023年7月3日。
我が家の軒下に3組目となる巣作りが始まったことを確認しました。
7月に入ってからの巣作りは遅いような感じもしますが、過去にもあったので特段珍しいということでもなさそうです。
この3組目のツバメの夫婦ですが、ツバメはシーズン中多ければ2回産卵・子育てを行うこともあるようなので、もしかしたら1組目のツバメ夫婦と同じ可能性もあります。
といっても、ツバメを見ても見分けが付かないため、まったく別のツバメの夫婦かもしれません。
ということで、3組目の子育ての観察開始です。
2023年7月4日〜2組目は完全に巣立ち〜
2023年7月4日、朝の時点で巣を確認したところ、子ツバメたちの姿は1羽もありませんでした。
付近を見渡すと、まだ飛び立って間もないようなぎこちない飛び方のツバメたちが楽しそうに飛んでいるのを確認することができました。
こうしてこの2組目の子ツバメたちも4羽全員が無事に飛び立つことができたようです。
2023年7月9日〜3組目産卵・抱卵開始〜
2023年7月9日、3組目のツバメたちの巣作りが始まってから7日目。
この日、これまでとは違う様子が見られました。
午前6時、巣の中には1羽のツバメが動かずに休んでいます。
どうやら、産卵・抱卵が始まったようです。
ツバメは1日に1個の卵を3〜6日かけて産んでいき、ひととおり卵を産み終わった時点で本格的な抱卵へと移行します。
2023年7月13日〜4組目の巣作りを確認
今から2か月以上前となる2023年7月13日、新たに4組目のツバメたちが巣作りをしているのを確認しました。
巣が作られている場所は、南側軒下のサッシ枠の上。
軒下の位置としては、これまでも巣作りの実績はある場所ですが、このようなサッシ枠の上というのは初めてです。
巣の出来具合から、始まって1〜2日経過しているというところでしょうか。
外から見ても比較的目立つ場所なので、外敵に襲われないか心配ではありますが、果たしてこのまま子育てまで進むのか見守ることにします。
2023年7月18日〜4組目の抱卵・産卵を確認
2023年7月18日、午前4時。
4組目の巣を見てみると、雌のツバメと思われる1羽が、巣の中で動かずにジッとしていました。
この様子から、おそらくは産卵・抱卵が始まったものと思われます。
雌のツバメは、1日に1個の卵を3〜6日かけて産み、全ての卵が産み終わったところで本格的に抱卵が始まります。
それにしても、これまでの3組と比べると巣のサイズがかなり小さいような気がしますが、だいじょうぶなのでしょうか?
2023年7月30日〜3組目抱卵22日目〜姿を確認!
2023年7月30日、3組目の産卵・抱卵開始から22日目。
この日、ようやく雛の姿を確認することができました。
中央部分に、枯れ草の陰に隠れてはいますが、大きな口を開けた雛の姿が見えます。
周囲では親ツバメが警戒するような鳴き声で飛び回っており、その声を聞いて雛はすぐに頭を巣に引っ込めて姿は見えなくなりました。
孵化したばかりの雛はかなりサイズが小さいですが、毎日どんどん大きく成長しているようです。
ということで、7月中は、3・4組目のツバメたちの子育てが始まりました。
〜続ききます〜