我が家の自家製の味噌造り。
前回の続きです。
前回記事:2020年に仕込んだ手作り味噌の天地返しです(その②)
2021年4月17日(土)、昨年末に青大豆で仕込んだ自家製の味噌。
その天地返しの作業です。
空気が入らないようにするため、手で団子状にしながら丸めて味噌樽へと投げ入れて味噌を詰め込んでいきます。
作業を進めると、味噌樽にもどんどん味噌が詰め込まれていきます。
詰め込みの時間は約10分程度。
実際にやってみると思ったよりも短い時間で済みました。
これで、味噌の上下が逆転して全体的に均一になったと思われます。
最後はしっかりと体重をかけて全体の空気を抜いていきます。
味噌樽いっぱいに詰め込まれた味噌。
このあとはいよいよ最後の仕上げです。
用意しておいたのは「塩」!
表面に均一に塩を振っていきます。
ここで中途半端に塩がかかっていないと「カビ」が発生してしまうので、多すぎず少なすぎずの適量をかけます。
塩が降り終わったらしっかりとビニール袋の空気を抜いて内ぶたをかけます。
ここからが、前回と異なるポイント。
昨年末にこの味噌樽を仕込んだときは、内ぶたはこのままでしたが、今回は重しを乗せることにしました。
ただ内ぶたを乗せただけではビニール袋の隙間から空気が入ってしまいます。
おそらくカビの発生もそれが原因かと思われます。
ということで、漬物用の重し(5kg)を内ぶたの上に乗せました。
最後にフタをして、作業日などをメモしたテープを貼って作業終了!
作業自体は約20分程度で終わりました。
この味噌樽は再びパントリーの奥へと封印です。
この夏を超えれば味噌も熟成して美味しくなるはず。
次に開封するときが楽しみです〜
最後に、表面のカビを取るためにすくい取った今回の味噌と、昨年完成して現在も少しずつ使い続けている味噌(一昨年の2019年末に仕込んだ味噌)を並べてみました。
左が一昨年仕込んだ味噌。
右が今回の味噌。
どちらも、我が家の青大豆で仕込んだ味噌ですが、見た目からも色が全く違います。
左は熟成していて味もまろやか。
右はまだまだこれからという感じです。
今回天地返しした味噌も来年には左のような熟成した味噌になるのでしょう。
2020年仕込みの味噌
と、青大豆の味噌は終了ですが、このほかにも黒大豆で仕込んだ味噌が残っています。
作業はまだ続きます〜