2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回までの続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました㊱〜今シーズンのツバメの様子を振り返ります(その②)
2022年も8月になったと思っていたら、9月も残り1週間ほどとなりました。
8月になってからというもの、あまり姿が見えなくなったツバメたち。
あらためて、今シーズンの彼らの記録を振り返ります。
今シーズン(2022年)のツバメたち
3組目の子育て〜2022年5月29日頃巣作り開始〜
前回は、今シーズン初めて我が家にやって来た2組目のツバメ夫婦の記録でした。
今回は、3組目となるツバメの夫婦の子育てです。
ちなみに、3組目とはしましたが、実際はわがやにやって来た1組目のツバメたちです。
彼らの雛は、「チョウゲンボウ」らしき鳥に襲われて1羽残らず被害に遭ってしまいました。
一瞬にして雛たちを失った親ツバメですが、その後再び子育てを始めたのです。
彼らが巣作りを開始したのは事件後の2022年5月29日のこと。
被害に遭った巣とは別の場所に新たに材料を運んで巣作りを開始しました。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑩〜雛を失ったツバメたちが再び巣を作り始めました(前編)
巣の完成・抱卵開始〜2022年6月4日〜
巣作りを開始してから数日後となる2022年6月4日、どうやら無事に巣が完成したようです。
さらには同日、雌と思われるツバメが巣の中で静かに休んでいる姿を確認出来ました。
巣作りを終えたタイミングや、ツバメの様子などから、おそらくは卵を産んで温め始めた状況下と思われます。
ツバメは、1日に1個の卵を3〜5日にかけて産みます。
それから本格的な抱卵が始まります。
この日は、そのスタートかもしれません。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきまし⑯〜雛を失ったツバメの夫婦に新たな雛が生まれました(前編)
孵化した雛の姿を確認〜2022年6月28日〜
それからしばらく経って、2022年6月28日、午後6時のこと。
巣の中にいるツバメの雛の姿をようやく確認することが出来ました。
灰色の頭に黄色い大きなくちばしは、間違いなくツバメの雛です。
まだ何羽の雛が巣の中にいるかはわかりませんが、少なくとも2〜3羽はいるような感じです。
体の割には大きなくちばしをパクパクさせて、親ツバメにエサをねだる姿はたまりません(笑)
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきまし⑰〜雛を失ったツバメの夫婦に新たな雛が生まれました(後編)
害鳥対策の実施〜2022年6月29日〜
2022年6月29日(水)、無事に雛の姿を確認することができたその翌日。
2組目のツバメの雛の時と同様に、害鳥被害に遭わないような対策を行うことにしました。
策の内容は、害鳥が巣に近づかないように防獣ネットを巣の周りに設置する方法です。
前回の2組目のツバメの巣に対して行ったときは、突っ張り棒で上手く設置することが出来ましたが、今回の場所は軒下のため、突っ張り棒を使っての設置は難しそうです。
そこで、いろいろと検討して害鳥対策を実施した結果こちら!
方法はとっても単純です。
防獣ネットを適当なサイズにカットし、園芸用支柱2本を上下に通して取り付けました。
それを、上は雨樋の留め具部分に吊り下げて、下は柱部分にひもでくくりつけました。
参考記事:
雛の巣立ちを確認〜2022年7月16日〜
2022年7月16日(土)、雛が孵化してから約24日目。
午前4時の時点で巣を確認すると、前日夕方からかわらずに巣には5羽の子ツバメたちがいました。
あたりでは、親ツバメと思われる2羽のツバメがピーピーと鳴きながらいったきりきたり。
「あなたたちは飛べるんだから、早く巣からでなさい」と、促しているようです。
それから約1時間後の午前5時過ぎ、我が家の愛犬黒柴のゴンちゃんのお散歩を終えて戻ってきてみると・・・
巣からは4羽が飛び立っており、玄関の上で休んでいるのを確認。
その隣には、親ツバメが1羽子ツバメたちを見守る様子が確認出来ました。
どうやら、巣に残った残りの1羽の巣立ちをみんなで見守っているようです。
そんな最後の1羽でしたが、ついに巣立ちの時がやってきました。
午前7時過ぎ、再び巣を確認すると、そこには最後の1羽の姿はありません。
どうやら、無事に最後の1羽も巣立ったようです。
こうして、2022年7月16日、5羽全員の巣立ちを確認することができました。
ということで、無事に巣立ちを迎えた2組目のツバメの雛。(実際は3組目ですが1組目が害鳥被害で巣立ちまで迎えられなかったため、2組目の巣立ちです。。。)
そして、さらにツバメたちの子育ては続きます〜