2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回までの続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました㊲〜今シーズンのツバメの様子を振り返ります(その③)
8月になってから、姿をあまり見なくなったツバメたち。
例年9月上旬には南方へと移動するため、春までの別れとなります。
ツバメの姿を見ることが出来るのも、今年は残りあとわずか。
あらためて、今シーズンの彼らの記録を振り返ります。
今シーズン(2022年)のツバメたち
4組目の子育て〜2022年6月18日頃巣作り開始〜
今シーズン(2022年)最後となる4組目の子育てです。
(といっても、1組目が害鳥被害に遭ったので無事に巣立ちまで迎えれば3組目です。)
2022年6月18日午前7時頃、我が家の軒下に新たなツバメの巣作りを確認しました。
これは、ちょうど2組目のツバメの夫婦の雛が巣立った2022年6月17日の翌日のこと。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきまし⑮〜2組目のツバメの雛は無事に巣立ちました(後編)
ツバメの外見からはっきりとは見分けがつきませんが、おそらくは子育てを終えたツバメの夫婦がすぐに次の子育てを開始するために新たな巣を作り始めたような感じです。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました㉔〜新たなツバメの巣作りです
巣の完成・抱卵開始〜2022年6月22日〜
2022年6月22日、時間は午前4時の様子です。
4日間にわたっての巣作りの作業も終え、どうやら雌のツバメが産卵を迎える時期となったようです。
ちょうど向かいのサッシ窓の枠には雄のツバメでしょうか?
心配そうに巣にいる雌のツバメの様子を見守っていました。
あまり近づくと警戒するため、こちらもそっとその様子を見守ります。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました㉕〜今シーズン3組目のツバメの産卵・抱卵が始まりました
2022年6月24日、午前5時。
様子を見ると、巣の中にチョコンと頭が見える程度で雌のツバメがジッとしていました。
ツバメは、巣作りを終えると産卵の時期に入りますが、
1日1個の卵を3〜5日にかけて産み、全て産み終わった段階で本格的な抱卵に入ります。
ですので、もう2〜3日は産卵が続くはずです。
孵化した雛の姿を確認〜2022年7月16日〜
2022年7月16日、抱卵が始まって孵化予定日まで日が経ち、雛が孵化したと思われる日から7日目。
朝方の午前7時頃に巣を見てみると、親ツバメの姿はありませんでした。
ちょうどエサを捕りに出かけている様子。
これまでも何度かエサを運んでは巣の中にいると思われる雛にエサをあげているような様子も見られたのですが、肝心の雛の姿はまだ確認出来ていません。
7月10日頃に雛が孵化したとすれば、ちょうど時期的には雛の姿がそろそろ確認出来るはず。
そう思っていた同日の午後4時、再び巣の様子をそっとのぞいてみたところ、ちょうど親ツバメが戻ってきて巣の中の雛にエサをあげているところでした。
そして、よく見てみると小さいながらも雛のくちばしが見えるのを確認!
とりあえず、無事に姿を確認できてほっとひと安心です。
雛の巣立ちを確認〜2022年7月29日〜
2022年7月29日、孵化したと思われる日から20日目となりました。
(実際には巣の中の様子を確認したわけではないため、孵化した日というのはあくまでも雌のツバメから推測した日です。)
この日、待ちに待った巣立ちの時がやって来ました。
この日の早朝、午前4時30分頃、目が覚めてから朝1番でツバメの巣の様子を確認したところ、なんと巣には2羽の子ツバメしかいません!
子ツバメたちは全部で4羽なのですが、どれだけ確認しても、やはり巣には2羽しかいません。
ということは、残りの2羽は先に巣から飛び立ったようです。
心配することもなく、最後の1羽もこの日の内に無事に巣立つことが出来ました。
午後6時には、完全に空になったツバメの巣。
この前日には、4羽がギュウギュウになって巣の上にいたのですが、それも嘘のように静かになりました。
子ツバメの巣立ちを見送るのも多くなりましたが、それでもこの物寂しさは毎度のこと。
しかし、無事に成長して巣立つことは喜ばしいことにはかわりありません。
さらに元気に育ってくれることを祈るばかりです。
ということで、無事に巣立ちを迎えた3組目のツバメの雛たち。(実際は4組目ですが1組目が害鳥被害で巣立ちまで迎えられなかったため、3組目の巣立ちです。。。)
これで、今シーズン(2022年)中に我が家から巣立った子ツバメは全部で12羽。
4月から始まったツバメの子育てでしたが、あっという間にシーズンも終わり。
あとは、彼らが無事に旅立って、来年再び姿を見せてくれることを祈るばかりです。
彼らとの別れまで残りわずか。
最後までその姿を楽しませてもらいたいと思います〜