雪かきの負担対策のために、家庭用除雪機を導入した記録です。
前回までの続きです。
前回記事:2022年の年末、本格的な雪のシーズン前に除雪機を購入しました〜その⑨〜
我が家の地域でも、毎年冬のシーズンになると必ず降る雪。
雪の積もる量はその年によって異なりますが、雪かき作業の無い年はありません。
そんな雪かき作業は毎回かなりの負担であることから、2022年の年末についに除雪機を購入しました。
組み立て作業も無事に終わり、初回のエンジンも無事かかりました。
無事にエンジン起動!
前回の続きです。
初めて我が家で購入した除雪機であるハイガー産業株式会社さんの
「HG-K25」
開封〜組み立て〜エンジンオイルと燃料のガソリンも給油、そして少し不安だった
初回のエンジン起動
も無事に成功しました。
ということで、エンジンをかけたらば、次は動かしてエンジンを止めるまでが一連の流れです。
やはり雪が降ってからのぶっつけ本番は不安が残るところ。
ということで、取扱説明書をしっかりと読みながら、その手順の確認です。
除雪機を動かします
変速レバーを「前進1」にして走行クラッチレバー
まずは除雪機を動かしてみます。
エンジンをかける際に変速レバーは「前進1」にしていますが、あらためてそうなっていることを確認します。
そして、いよいよ除雪機を走らせます。
ハンドル右側についているのが「走行クラッチレバー」。
これをハンドルと一緒に握りこむことで、クラッチが入りエンジンからの動力が伝達される仕組みのようです。
早速走行クラッチレバーをゆっくりと握ってみると、無事に動かすことが出来ました。
「前進1」なので、速度はかなりゆっくりです。
少し慣れてきたところで、「前進2〜6」、「後進1〜2」も試してみましたが、やはり「前進6」はそれなりのスピード(早歩き程度)です。
変速レバーがどこにセットされているかをしっかりと走らせる前に確認することが大切です。
除雪クラッチでオーガを回転
続いて、除雪作業のための「オーガ」を動かします。
こちらは、左側ハンドルについている「除雪クラッチレバー」を握りこむだけです。
これにより、「オーガ」と「ブロア」(オーガの奥に付いている回転する羽根→これにより取り込んだ雪を飛ばします)に動力が伝達され、除雪が可能となります。
安全対策がしっかりとなされていて安心!
あらためて除雪機を動かしてみてわかったことですが、
「安全対策がしっかりとされている」
という点です。
除雪機を動かすことも、オーガを回転させることも、それぞれ「クラッチレバー」を握りこまなければできません。
つまり、ハンドルから手を放せば、自動的に動力伝達がカットされて動かなくなるということです。
時折、除雪機に巻き込まれて怪我や死亡する事故というニュースを見ることもあります。
回転しているオーガに巻き込まれたら軽い怪我程度では絶対に済みません。
そういう意味でも、仕組みはとても単純ですが、安全に除雪が出来るという安心感があるのはありがたいです。
ちなみに、この安全対策のおかげで、除雪クラッチレバーを握っても「オーガ」がしっかりと回転しているかどうか、その状態を自分の目で見ることは出来ません。
そのため、危険が無いように離れて誰かに見てもらうか、あるいは誰かに除雪クラッチレバーを握ってもらうしかないでしょう。
※注意書きには「絶対にクラッチレバーとハンドルを固定しないこと」と記載されています。当然、安全のためにもそんな恐ろしいことはできません。。。。。
エンジンを切ります
ひととおり動作確認も終えたら、いよいよエンジンを切ってみます。
起動の手順に比べると、エンジン停止はとっても簡単です。
まずは、エンジンスイッチを「OFF」にします。
これでエンジンが止まります。
続いて、燃料つまみを「OFF(右→左へ)」にします。
これで、除雪機の停止作業は終了です。
トラブル発生?エンジンがかからず
無事に初回のエンジン起動〜停止の確認が出来たその後、ちょっとしたトラブルが発生しました。
続けて試しに2回目のエンジン起動を試みたところ、なんとエンジンがかからなくなったのです。
結果としてその後エンジンはかかったのですが、その原因は
「燃料ポンプ」を押しすぎたため
2回目のエンジン起動時も、1回目と同じ手順を踏みながら行ったのですが、その際に、
「燃料ポンプ」を2〜3回押す
という手順もやってしまいました。
あくまでもこの手順は「初回のみ」。
「押しすぎるとエンジンが始動しません」と取扱説明書にしっかりと記載されています。
しばらく時間をおいて再度試したところエンジンはかかりましたが、これは気をつけなければならないポイントだと痛感しました。
雪が降るまでしばし待機
こうして、2023年1月1日、除雪機の開封〜組み立て〜起動確認までの作業が無事に終わりました。
あとは雪が降って除雪機の出番が来るのを待つのみ。
準備万端の状態となった除雪機ですが、出番がくるまではいったん待機していてもらいましょう。
ということで、風雨にさらされないようにビニールシートをかけて除雪機を裏庭に一時保管です。
これまでと異なり、「早く雪が降らないかな〜」という気持ちにもなってしまうほど「除雪機」があるというのは「心の余裕」が段違いです(笑)
しかし、その後しばらく、雪は降らず。。。。
我が家の除雪機デビューはもうしばらく先になるのでした。