我が家のニワトリ①〜アローカナを飼うまで(前編)

ニワトリ
ニワトリ

自宅で鶏を飼うことが夢でした。

朝は鶏の鳴き声で目覚め、朝食は産みたての卵で卵かけご飯。

自由に庭先を歩き回り雑草を食べる鶏たちを横目に、家庭菜園を楽しむ生活。

 

しかし、家族の仕事の都合上、各地を転々とする生活を送っていた当時は、そんな生活夢のまた夢。

そんな中転機が。

夢にまで見たスローライフを送ることが出来る土地を探し求め、そこに定住することになったのが昨年のこと。

自宅の裏庭を少しずつ開墾して家庭菜園を始め、ようやく鶏を飼うことが出来る環境も整ってきたのが昨年初夏。

いよいよ「鶏を飼おう!」という段階で、問題が。

① 鶏の種類は何を飼うか?

② そもそも、どうやって欲しい種類の鶏を入手するか?

鶏を飼うに当たり、はじめにこの2点をクリアするのが最初のスタートです。

我が家のバイブル。手垢が付くまで読み込んでます。
「ニワトリと暮らす」(監修今井和夫さん、著和義弥さん、(株)地球丸発行)

まずは、②の鶏の入手方法です。

そもそも、鶏って簡単に入手出来るのでしょうか?

ペットショップをのぞいたり、鶏に関する書籍を読み漁り、農家でもないのに近所の農協さんにも顔を出し、インターネットでの入手方法に関する情報も探しました。


近隣の大手チェーンのペットショップでの一件(実話です)。

「すみません。ひよこを飼いたいのですが、取り扱ってますか?」

店員さん「もちろんございます。こちらへどうぞ。」

案内されるのは、小鳥が並ぶコーナーではなく、店内奥の爬虫類コーナー。

そして向かって正面に見えるのは「冷凍商品のコーナー」……。

I have a bad feeling about this……(嫌な予感がする)

店員さん「こちらでございます。」

満面の笑顔で指し示す先にあったのは「冷凍ひよこ」。

爬虫類や猛禽類系の鳥のエサなのでしょう。

一緒にいた子どもたちも含め、家族全員が固まります……

「すみません…、生きているひよこなんですが……ピヨピヨって……」

店員さん「……えっ?!」

一瞬時が止まったような気がしました。

店員さん「も、申し訳ございません!大変失礼いたしました!当店では、お求めのひよこの取り扱いはございません!大変申し訳ありませんでした!」

店員さんは悪くありません。悪いのは説明不足の私たち。

店員さんにも気の毒な思いをさせ、子どもたちにもちょっとしたトラウマを植えつけた、ある意味良い思い出です。


 

結局、鶏の入手方法をまとめてみると、

  1. 鶏を飼っている人から譲ってもらう。
  2. 取り扱っているペットショップ(冷凍ものじゃなく)で購入する。
  3. 養鶏場で譲ってもらう。
  4. 農協(JA)に手配してもらい購入する。
  5. インターネットで入手する。
  6. 専門業者から購入する。
  7. 有精卵を買ってきて孵化させる。

とういうことになるようです。

それぞれのメリット・デメリットはあるようですが、入手方法はわかりました。

次は、①鶏の種類は何にするか?です。

ひと口にニワトリといっても、世界中には約200の品種がいるとされています。「ニワトリと暮らす」(監修今井和夫、著和田義弥、(株)地球丸発行)

そんなに沢山の鶏の中から何を選ぶか?

答えは一択。アローカナです。

アローカナ (Araucana) は、南アメリカチリ原産のニワトリ品種である。殻の色が薄い水色をしたを産む。

(Wikipediaより)

「幸せの青い卵」を産む鶏として、以前から興味があった品種です。

幸せの青い卵

こうして、我が家で飼う鶏は「アローカナ」と決定し、実際にアローカナを飼うことになるのでした。

続きます。

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