悲しい出来事がありました。
5月に卵からかえった7羽のアローカナのひよこたち。
しばらく室内で育てたのち、鶏小屋へデビューさせましたが、
そのうちの1羽が昨日6月26日逝去されました。
その兆候は、1週間くらい前からありました。
他のひよこに比べて、鶏小屋の隅でじっとしていることが多かった1羽のひよこ。
それを兄アローカナがつついていじめる光景もありました。
元気なひよこはとてもすばしっこいので、他の親鶏たちの機嫌を多少損ねても、すぐに逃げることが出来るのですが、1度弱ってしまうと、そうもいかないようです。
その弱っていたひよこは、他のアローカナにちょっかいを出されないようにバリケードで隔離していたのですが、どうやら思っていた以上に衰弱していたのか、残念ながら死んでしまいました。
生き物を飼う以上、こういった悲しいこともあるのでしょうが、今後の反省、教訓として、残りのアローカナを大切に育てていこうと改めて思ったのでした。
ひよこが1羽亡くなったことに合わせてではありませんが、同じく昨日6月26日に、
アローカナの卵9個を孵卵器へセットしました。
もともと、時期をずらして少しずつ個体を増やす目的もあり、また、今回死んでしまったひよこのようなケースもあるかもしれないという理由です。
孵卵器へはまとめて卵をセットしたかったので、
6月22日から産んだアローカナの卵をキープしておいて、昨日孵卵器へセットしました。
産んだ卵は、温度15〜20℃、湿度40〜60%の環境で1週間くらいであれば、孵卵器へセットしても大丈夫
(「ニワトリと暮らす」(監修今井和夫さん、著和義弥さん、(株)地球丸発行)
今の時期であれば、温度、湿度とも室内であれば心配ありませんので、毎日産んだ卵を大切に(バケツで)保管しておきました。
セットした卵の内訳は、
- 6月22日……2個
- 6月23日……2個
- 6月24日……2個
- 6月25日……2個
- 6月26日……1個
の合計9個です。
それぞれに産んだ日を鉛筆で記入しておきました。
いよいよ孵卵器へセットです。
あらかじめ保湿用の水をセットし、午前中から温度を38℃に設定して電源を入れて準備しておいた孵卵器へ、卵を順に並べます。
卵の孵化には「転卵」という作業が不可欠ですが、この孵卵器は自動で転卵を
行ってくれるので便利です。
転卵(てんらん)とは卵を転がす事で、ニワトリは最低でも1日4回行う必要がある。これは、卵の中の胚が殻の内側に貼り付くことを防止する為に行う。転卵には手動転卵およびタイマーと電動機による自動転卵がある。(ウィキペディア〜”孵卵器”より)
実際に、この孵卵器は何度も卵からひよこを孵している実績があるので、安心して任せることができます。
ニワトリは温めてから21日で卵から孵化しますので、
予定日は7月17日!
無事に全部の卵からひよこが孵化しますように。