前回の続きです。
今回卵から孵化させた7羽のアローカナのひよこたち。
7羽のうち1羽が亡くなったことで、改めてひよこたちの環境を見直すことにしました。
孵化したばかりのひよこたちを育てる場合、何より大切なことは
温度管理
です。
ひよこが弱ったり、死んでしまう原因は
温度が低い
ことがほとんどだそうです。
昔、お祭りなどで時折見かけた「ひよこ売り」。
そこでせっかく買ってきても、すぐに死んでしまったという話をよく聞きます。
これは寒すぎることが原因のようです。
また、可愛いからといって、手のひらに乗せて遊ぶのも弱らせる原因のひとつとのこと。
人間の手も、ひよこたちに取っては冷た過ぎる場合もあるようです。
もちろん、我が家は寒さ対策実施済み。
ひよこ電球にサーモスタットを接続し、設定温度を保てるようにしてあります。
今回(7/16〜7/17孵化)を含めると、これまでに4回孵卵器でニワトリの卵を孵化させて育てていますので、そのあたりの対策は万全かと思われます。
と、改めてこれまでを振り返ってみると、これまで卵を孵化させた時期は、
1月から5月にかけて、つまり冬から春にかけての時期でした。
特に、真冬の寒い時期のチャレンジから始まりましたので、寒さ対策には力入れていました。
一方で、今は夏。
今年は天候不順で肌寒かったとはいえ、そろそろ夏らしい天気を取り戻そうとしており、日に日に蒸し暑さがましてきているこの時期です。
暑すぎるのも良くないのでは?
そもそも我が家の育雛(いくすう)箱は、ホームセンターで購入の衣装ケースです。
蓋をすれば確かに暖かい環境です。
でも、通気性が悪すぎるのでは?
確かに、ニワトリに関する書籍や、ニワトリをひよこから育てている方のHPなどを見ても、総じて
- 保温性や通気性の観点から、育雛箱は木製がよい
という意見が大半です。
(もちろん、我が家のように衣装ケースや水槽を使用している方もいるようですが)
そこで、通気性を高めるために、我が家にある材料で金網の蓋を作ることにしました。
難しい作業ではありませでしたので、所要時間は30分少々でした。
早速育雛箱にセットします。
ピッタリでした。
これで通気性はバッチリ。ひよこが脱走することもありませんね。
寒すぎる場合は、ケースの蓋を被せればいいかと思われます。
こうして、多少はひよこたちの環境も改善されたのではないかと思います。
今後はもっと快適な育雛箱を作りたいと密かに構想中ですが、まずは、このひよこたちを無事に大きく育てていきたいと思います。