我が家の愛鳥、セキセイインコのいーちゃん(♀)。
今年に入ってから「毛引き症」がひどくなり、さらには「自咬症」にまで悪化してしまいました。
そんないーちゃんの「毛引き症」対策のために、
「エリザベスカラー」を手作りで製作したのがこれまでのお話。
様々な材料で作っては試しを繰り返した末
ネット包帯+エリザベスカラー(ソフトカードケース素材)
の組み合わせに落ち着いたのが、前回(その④)のお話でした。
これは、これまでいーちゃんのために作ったエリザベスカラーです。
より良いものを作るために、使い古したものや交換したものも、今後の改良の参考とするために取っておいてあるので、ご紹介です。
写真(その1)は、書類などをはさんでおく「クリアファイル」を素材として切り出したもので、手作りカラーとしては初期のものです。
クリアファイルは安くて簡単に手に入り、加工も楽なので素材としては良いのですが、
かじられてしまった首回り部分は逆に首に擦れてしまうという欠点がありました。
写真(その1)でいうと上段のものがその状態です。
さすがにこの部分が直接首回りに当たると痛そうです。
(その2)
続いて、比較的最近のカラーがこちらの写真(その2)です。
右下のフェルト生地製は、以前ご紹介のとおり、足の爪が生地に引っかかってしまい危険なため即刻ボツになりました。
ただ、フェルト生地自体は、他の素材と組み合わせることによって、もっと改良できる点もあるのでは?と思われましたので、今しばらくは取っておくつもりです。
残りは、最近メインとして使っている、「ソフトカードケース」から切り出したものです。
柔らかさ、軽さ、加工のしやすさ、コスト的な面からも、今のところ1番の素材です。
こちらも、くちばしでかじられてしまえば「クリアファイル」素材と同じような状態にはなってしまいますが(下段中央)、その欠点をネット包帯にて補うという方法が、今のところ1番の対策です。
ネット包帯と切り出した手作りエリザベスカラー
ということで、今回は、いーちゃんに装着したネット包帯と手作りカラーの交換の様子です。
さすがに同じものをいつまでも装着し続けるのは良くないので、現在は、様子を見ながら
1日〜2日に1回の割合で交換します。
エリザベスカラーはセロハンテープで軽く取り付けてあるだけですので、テープを取り除けば簡単に取り外せます。
ネット包帯は、注意しながらハサミで切り取って廃棄です。
気持ちよさそうに甘えるいーちゃん
エリザベスカラーとネット包帯を一時的に外されたいーちゃん。
顔から首回りを撫でてあげると、恍惚の表情でまったりとしています。
ちょっと目を離すと、また足を咬んでしまうので、そちらに注意を向かせないようにしばらくの間は撫でてあげます。
あらためて装着
しばらく撫でてあげたら、再度ネット包帯とエリザベスカラーを装着です。
装着直後は、多少気になるようですが、そのうち慣れて気にもならなくなるようです。
エサだって自由に食べることができます
エリザベスカラーとの生活も今しばらくは続きそうです。
引き続き、いーちゃんの様子を観察しながら、より快適なカラーに改良していきたいと思います。
(おまけ)
エリザベスカラーを装着した状態のいーちゃんの様子です。