自家製のハックルベリー(その⑥)〜収穫した2.7kg分で4回目のジャム作りです(後編)

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2021年は、裏の畑でハックルベリーを栽培してみました。

 

前回の続きです。

前回記事:自家製のハックルベリー(その⑤)〜収穫した2.7kg分で4回目のジャム作りです(前編)

久しぶりに収穫したハックルベリーを使って、今シーズン4回目のジャム作りです。

ハックルベリーでジャム作り

裏の畑で作ったハックルベリー。

先月となる9月には3回ほど実を収穫してジャムを作りました。

3回目となる前回のジャム作りでは、合計5kgとなるハックルベリーを使って大量にジャムを作ったので、しばらく食べる分の量はキープしていたのです、そろそろジャムも減ってきて熟した実も多くなってきました。

ということで、いよいよ今回は4回目となるジャム作りに挑戦です。

材料と工程

4回目となるジャム作り。

まずは使用する材料ですが、ほぼこれまでと一緒。

  • ハックルベリー:2.7kg(今回収穫した分)
  • 砂糖 500g(今回はハックルベリーの量の約2割で試します)
  • 塩 少々
  • 重曹 大さじ3
  • レモン汁 適量

回を重ねるごとに、砂糖の量を減らして試してみます。

今回は、ハックルベリーの量の約2割と砂糖は少し少なめで作ってみます。

主な工程は、これまで同様です。

特に変更した工程はありません。

  • ① 水洗い、未熟な実やガクの選別
  • ② 大鍋で煮る
  • ③ 沸騰したら重曹を加えてあく抜き
  • ④ 15分ほど煮込む
  • ⑤ ざるにあけて水洗い
  • ⑥ 大鍋に戻して砂糖、塩、レモン汁を入れる
  • ⑦ 砂糖などとなじませたら火にかける
  • ⑧ 弱火〜中火で煮詰める
  • ⑨ 完成!

ということで、ジャム作り開始です〜

 

① 水洗い、未熟な実やガクの選別

4回目となるジャム作りは、2021年10月12日(火)に行いました。

(収穫はこの2日前。忙しくてジャム作りは収穫の2日後になってしまいました。。。)

まずは、収穫しておいたハックルベリーを洗います。

ここからが、少し面倒な作業です。

ハックルベリーの実には、ガクが付いていますので、それをひとつずつ丁寧に取っていきます。

また、触ってみて固い実や少し青みがかった未熟な実も使用しないので選別します。

完熟していない実やガク、茎などには「ソラニン」という有毒成分

があるため、とても重要な作業です。

この作業が、ジャム作りの最も面倒なポイント。

この工程がなければ、とても楽なのですが。。。。

② 大鍋で煮る

洗ったハックルベリーを大鍋に入れ、水で浸して煮ます。

③ 沸騰したら重曹を加えてあく抜き

鍋が沸騰したら、重曹を大さじ3加えてあく抜き

重曹を入れた瞬間に、なんとも言えない緑色の泡が沸き立つのが毎回の見所です(笑)

④ 15分ほど煮込む

重曹を加えた後は、火を少し弱めて、15分ほど煮込みます。

⑤ ざるにあけて水洗い

煮込み終わったら、ザルにあけて軽く水で洗います。

大鍋も水洗いしておきます。

⑥ 大鍋に戻して砂糖、塩、レモン汁を入れる

ハックルベリーを再び大鍋に戻し、砂糖、塩、レモン汁を入れます。

⑦ 砂糖などとなじませたら火にかける

木べらで少しかき混ぜると、ハックルベリー自体の水分がしみ出してきます。

今回は、ポテトマッシャーを使用して粒を少し潰してみました。

水分が出てよく全体が馴染んだら、火にかけます。

⑧ 弱火〜中火で煮詰める

あとはじっくりと弱火〜中火で、鍋の底が焦げないように煮詰めていきます。

今回は少し緩めのジャムを作りたかったので、あまり煮詰めすぎないようにしました。

(今回は鍋を途中で変えましたが、大鍋を別の料理に使用するため。。。)

⑨ 完成!

こうして、無事にジャムも完成!

容器に小分けにして保存しておきます。

今回は、小さめの容器で4個分ぐらいの量ができました。

ということで、4回目となるハックルベリーのジャムも無事に完成しました。

手軽に作れて(収穫や下準備は少し面倒ですが。。。)、食べて美味しいハックルベリーのジャム。

といっても、まだまだ裏の畑には収穫前のハックルベリーが山ほどなっています。

さすがに、この全てを我が家で消費するのは大変なので、知り合いにもお裾分けしたいと思います〜

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