2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回までの続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました②〜ツバメたちが卵を温め始めました
4月下旬、我が家にやって来たツバメの夫婦は、昨年から残されていた巣をそのまま利用して抱卵を開始しました。
さらに、あらたに1組のツバメの夫婦が我が家を子育ての本拠地として選んだ様子。
新しく巣を作り始めたので、その様子です。
さらに新しいツバメの夫婦がやって来ました
2022年4月6日、今年初となるツバメの来訪を確認してからしばらくの間は、我が家のまわりで見かけるのは1組のツバメの夫婦の姿のみでしたが、なんと新たに別のツバメの夫婦を見かけるようになりました。
2022年4月23日(月)、最初のツバメたちとは違うツバメの夫婦を確認。
我が家の軒下のサッシ枠の上に、2羽仲良く並んでいる姿を見かけました。
もちろん、最初のツバメたちはすでに別の巣で抱卵準備中であることを確認しているため、こちらのツバメたちとは別であることは明らかです。
様子を見ていると、どうやら我が家を子育ての本拠地としてふさわしいかどうか見定めている様子。
ここが良い物件かどうか品定め中なのかもしれません(笑)
そう思うと、なんともいえない微笑ましい光景です。
果たして、我が家彼らの希望に沿った環境でしょうか?
巣作りを開始したツバメの夫婦
それから3日後となる2022年4月26日のこと。
品定めをしていた例のツバメの夫婦ですが、どうやら我が家を気に入ってくれた様子。
軒下に巣を作っている様子を確認しました。
場所は、4月23日にツバメたちを確認した軒下サッシ枠のちょうど向かい側の柱側。
ここには、以前にもツバメの巣があった場所ですが、巣はボロボロとなってそのままでは利用できない状態でした。
どうやらそれを基礎として利用しつつ、新たな巣として作り直すことにしたようです。
ということで、巣作りの経過を見ていきます。
2022年4月26日〜夕方〜
上の写真は、4月26日午前5時頃の様子でした。
そして、その日の夕方の様子がこちら。
巣のフチに少し濡れた土が付け足されているのが分かります。
せっせと巣の材料を集めてはこうして巣を作っているのです。
2022年4月27日〜夕方〜
2022年4月27日午後5時の様子。
前日よりもさらに巣が大きくなっていました。
ツバメたちの姿は見えませんが、まだ周囲は明るいので巣の材料を探しに行っているのかもしれません。
2022年4月28日〜夕方〜
さらにその翌日、2022年4月28日午後5時の様子です。
順調に巣作りは進んでいるようです。
前日と比べても、巣が大きくなっているのが分かります。
2022年4月29日〜午前中〜
2022年4月29日午後9時。
まだ午前中の段階ですが、すでにこの日の巣作り作業は始まっている様子。
巣のフチに湿った土が付け足されています。
ツバメたちの巣作りもだいぶ佳境に入ってきたようです。
2022年4月30日〜午前中〜
2022年4月30日午前11時頃の様子です。
どうやら巣作りもほぼ終盤の様子。
雌のツバメでしょうか、ちょうど巣にいる姿を確認することができました。
最終調整で使い心地を確認しているのかもしれません。
2022年5月1日〜夕方〜
巣作りが始まったのを確認してから6日目となる2022年5月1日。
夕方午後5時頃、巣の様子を確認してみると、ちょうど雌のツバメの頭が巣からチョコンと見えているのが見えました。
巣のフチは湿った土が付け足されていたことから、この日も巣作りの作業は行われた様子です。
天井と巣のフチの高さもだいぶ近づいてきたので、そろそろ巣作りも終盤です。
ということで、新たに1組のツバメの夫婦が軒下に巣を作ってくれました。
巣作りも終われば、いよいよ卵を産んで抱卵も始まります。
このまま順調にいけば、今年は2組のつばめの夫婦による子育てを見ることが出来そうです。
引き続き、彼らの邪魔をせずにそっと見守りながら観察を続けていきたいと思います〜