我が家の冬場の楽しみのひとつ、薪ストーブ。
前回の続きです。
前回記事:我が家の薪ストーブ(その109)〜薪ストーブで手ごねパン作りに挑戦です⑤
今シーズン(2023〜2024年)は例年にない暖冬で雪も多くはなく、日中は農作業やアローカナの世話などが捗っています。
そんな中でも天候が悪いときはパン作りの絶好のチャンス。
ということで、薪ストーブを使用した手ごねパン作り
に挑戦した記録です。
手ごねパン作りに挑戦
前回の続きです。
薪ストーブでパンを焼くことが出来るということが分かったので、薪ストーブ調理の幅がさらに広がった今シーズン。
天気が悪いときは屋外での農作業等が出来ないので、そんな日は朝からのんびりとパンを仕込んで楽しみます。
ということで、初回のパン焼きの反省を活かしながらの再度の挑戦です。
こねたパン生地はボウルに入れて薪ストーブの周りにおいて温めます。
薪ストーブの熱で周りはしっかりと暖まっているので、発酵も順調に進みます。
鉄鍋にパン生地をセット
十分に発酵が進んだパン生地をいよいよ鉄鍋にセットします。
使用するのは、もちろん
南部鉄器メーカーの及源鋳造株式会社さんの「OIGENの鉄鍋」
です。
パン生地はひとまわり以上大きくなっており、それを4等分に分けて丸め、このようにセットしました。
鉄鍋の周りにはシーズニングを塗って、パン生地の周りが鉄鍋に触れないようにしています。
初めての挑戦の際は、5等分にして鉄鍋にセットしたのですが、この時はぎゅうぎゅうでパン生地の側面が鉄鍋に触れていたため、そこから熱が伝わりすぎて表面が焦げてしまいました。
その反省を活かして、今回はなるべく接触面が多くならないようにしてみました。
焼き上がりの結果は?
ということで、薪ストーブ内へ鉄鍋をセット。
あらかじめ薪ストーブ内の薪を脇に寄せて、鉄製のクッキングスタンドを配置してその上に鉄鍋を置きます。
今回は、なるべく強い熱が当たらないように少し弱火を意識してみました。
薪ストーブ内で焼くこと、約40分ほど。
途中適度に鉄鍋の向きを変えてまんべんなく熱が全体に当たるようにし、頃合いを見て薪ストーブ内から取り出します。
鉄鍋はある程度重さがあり、かなりの熱さになっているため注意して取り出します。
そして、鉄鍋から取り出したパンがこちら。
表面はこんがりときつね色に焼き上がり、表面に目立った焦げもありません。
裏面も少し茶色くはなっていましたが、食べられないほどの焦げ付きはありませんでした。
ということで、初回の反省を活かしたパン作りは大成功。
焼きたてパンの香りが部屋中に漂い、子どもたちも大満足でした。
例年4月までは続く薪ストーブのシーズン。
まだまだ薪ストーブでの調理は楽しめそうです。