2023年11月下旬、裏庭に突如現れたお客さんはレース鳩でした。
そんな珍客を保護した貴重な体験の記録です。
裏庭の来訪者
2023年11月22日〜やってきた鳩
2023年11月22日（水）のこと。
いつものように裏庭でアローカナの世話をしたり、家庭菜園の作業を進めていたところ、
ふと、1羽の鳩が裏庭にやって来ていることに気がつきました。
鳩の姿は特段珍しいことはありません。
我が家の周りには野鳩など野生の鳩もたくさんいますし、そのシーズンともなれば、
「ポッポー」と野鳩特有の鳴き声もよく聞こえてきます。
そして、時にはアローカナへのエサのおこぼれを目当てに、裏庭でエサ探しにやってくる鳩もいます。
しかし、その鳩は、どうもいつもと違うような気がしました。
これが、その後続く珍しい体験になるとはこの時は思いもしませんでした。
2023年11月23日〜妙に人慣れ？
その翌日、2023年11月23日（木）のこと。
いつものように裏庭で作業をしていると、再び前日に見た鳩が裏庭に姿を現しました。
この鳩、前日には気がつかなかったのですが、
妙に人に慣れている
ような雰囲気がありました。
野鳩であれば、警戒心が比較的強く、こちらの気配を感じるとすぐに飛び立ってしまうことが多いのですが、この鳩はそんな様子がありません。
少し近づいても、とことこ歩いてこちらから少し距離をおくものの、飛び立って逃げることはありません。
そしてある程度近くまで距離が近くなったところで、脚に色つきの輪っかが付いていることに気がつきました。
もしかして、野鳩ではなく誰か飼い主がいるのでは？
これが、この鳩を通じての珍しい体験につながるとは、この時はまだ思ってもみませんでした。
2023年11月24日〜エサをあげてみました
裏庭の来客がやって来てから3日目となる2023年11月24日（金）。
この日は、少し鳩との距離が接近しました。
試しにアローカナ用のエサを地面に置いてみると、とことこと地面を歩きながら寄ってきて、エサを食べたのです。
まだ少しは警戒心も残っているようでしたが、それでも比較的距離は近くなりました。
そして、近くでみるとよく分かりますが、両脚に色つきの輪っかが取り付けられています。
やはり、誰かに飼われている鳩の可能性は極めて高いようです。
我が家では、この突如現れた来客を
ポッポちゃん
という愛称で呼び、しばらくのお付き合いが始まることになったのでした。
続きます〜