2023年11月下旬、裏庭に突如現れたお客さんはレース鳩でした。
前回までの続きです。
前回記事:レース鳩を保護しました(その④)〜取り付けてある脚環から謎の鳩の正体を探ります
裏庭に突然姿を現した妙に人懐っこい鳩。
よく見ると脚に輪っかが付いており、誰かに飼われている鳩のようです。
そんな迷い鳩にポッポちゃんと名付け、試しにエサをあげると、手からもエサを食べてくれるほど人懐っこい性質であることが判明。
さらに、両脚に取り付けられた輪っかから記載された文字を確認したところ、どうやら登録されているレース鳩と判明しました。
両脚の輪っかから正体を探ります
「日本鳩レース協会」登録のレース鳩と判明!
前回の続きです。
我が家にやって来た珍客の人慣れした鳩。
脚に取り付けられた輪っか(脚環)から、いろいろとインターネットで調べてみました。
まずは、伝書鳩から調べてみたのが、
一般社団法人日本伝書鳩協会
のWebサイト。
しかし、脚環に記載されている文字列から、どうやらこちらに登録されている鳩ではなさそうです。
そこから調べてみたところ、同じようにレース鳩を扱う協会でも、もうひとつ
一般社団法人日本鳩レース協会
という協会があることが分かりました。
これまで、鳩のレース競技というものがあるということは聞いたことがありますが、まさか
「伝書鳩協会」と「鳩レース協会」
という2つの協会があり、それぞれが独立してそれぞれの競技を行っているとは初めて知りました。
世の中には、まだまだ知らない世界がたくさんあるということです。。。
さっそく、この一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを確認してみると、ずばり、
我が家にやってきた鳩の脚環に示されている文字が、こちらの協会登録の鳩ということが確認出来ました。
あらためて、我が家にやってきた愛称ポッポちゃんの脚環に記載された内容は、
JPN23 □□〇〇〇〇〇(□はアルファベット、〇は数字)
でした。
同協会のWebサイトを確認してわかったことは、
- JPN23 → 登録された鳩の生年(日本の2023年に産まれた鳩)
- □□(アルファベット2文字)→全国の各地区の脚環配布の方部地区連盟
- 〇〇〇〇〇 → 配布された脚環番号
であること。
そして、もう片方の脚に付けられたのは、やはり飼い主の名前と連絡先の携帯番号に間違いありません。
ということで、ポッポちゃんは、
一般社団法人日本鳩レース協会に登録されたレース鳩
であることを確認することができました。
しばらく様子を見てみます
こうして、無事に正体が判明したポッポちゃん。
おそらくは、鳩レースの競技中にまっすぐ自分の家に帰らずに我が家に立ち寄った可能性が大です。
一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを見てみると、
帰巣本能が優れた鳩で、一時的に外敵から身を守ったり体力回復のため休んでいることがあるので、元気ならばそのまま放置しておく
とのこと。
様子を見ていても、特段怪我をした感じもありません。
ということで、このまましばらく様子を見ることにするのでした。
〜続きます〜