2025年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回の続きです。
巣作り、産卵・抱卵と順調に見えた今シーズン5組目のツバメの子育てですが、残念にも失敗に終わってしまったようです。

2025年、5組目の子育ての様子
2025年6月24日
2025年6月24日、午前5時。
今シーズン5組目の巣には、変わらず雌のツバメが抱卵中でした。
前日には、巣の縁に乗って巣の中の様子を確認しているような姿も見られましたが、日数的にもまだ雛は孵化していないようです。

2025年6月29日
2025年6月29日、午前6時。
5組目の巣では、これまで同様に変わらず雌のツバメが抱卵中です。
巣作りが終わって、そこから産卵がスタートし、おおむね卵を産み終えて本格的な抱卵が始まった時期からカウントすると、おおむね14日が経過しました。
そろそろ最初の雛は孵化しているころだと思われますが、巣の中をのぞくようなことはあまりしたくないので、そっと見守ります。

2025年7月2日
2025年7月2日、午前4時。
雌のツバメは、巣の中を気にしながらも抱卵しているような雰囲気です。
おそらくは雛が孵化していると思われるのですが、孵化したばかりの雛はまだ小さいため、巣の外側から見えることはありません。

2025年7月6日~子育ては残念にも失敗のようです
2025年7月6日、午前6時。
5組目の巣には雌のツバメの姿はなく、巣に戻ってくることもありませんでした。
この異常が発生したのは、 この日の前日、前々日。
巣の下に、孵化して間もないと思われる雛が落ちていたのです。
大きさとしては1㎝ほどでしょうか。
なぜ巣の外に落ちていたのかはわかりませんが、確認できただけでも、3羽の雛が落下していたのです。
ある程度大きくなった雛が落ちたことは何度も見ていますが、孵化したばかりのサイズの雛の落下というのは、数年観察して初めての経験です。
どうやら、全ての雛が落ちてしまったのか、子育てをあきらめてしまった5組目のツバメたち。
残念ではありますが、こうなってはどうしようもないのかもしれません。

ということで、残念にも5組目の子育ては失敗に終わってしまいました。
しかし、この後も8組目まで今シーズンは巣があります。
最後の組の子育て終了まで、しばらく観察は続くのでした。