2025年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回までの続きです。
あらためて今シーズンの春先からのツバメたちの記録を振り返ります。
今回は、5組目の子育ての様子です。

2025年のツバメの子育ての状況
5組目(6/7~)
2025年6月7日、午前5時。
我が家の軒下には、さらに新たなツバメたちが巣作りをスタートしました。
順番としては、今年5組目です。
ツバメは、場合によっては1シーズンに2回ほど子育てをすることもあると聞いたことがあるので、もしかしたら、最初にやってきて子育てを終えたツバメたちが新たに巣を作り始めた可能性もありますが、そこは区別がつかないため、とりあえず5組目として観察することにします。

2025年6月11日、午前5時。
5組目となるツバメたちの巣も、どうやらほぼ完成したようです。
巣の中では、雌と思われるツバメがじっとしています。
巣が完成すれば、いよいよ産卵・抱卵です。

2025年6月12日、午後6時。
5組目となるツバメの巣には、雌のツバメと思われる1羽がじっとしていました。
この日の前日となる6月11日頃には無事に巣も完成したようで、いよいよ産卵・抱卵の時期。
1日1個ずつ、数日かけて卵を産んでいき、全て産み終えたら本格的に抱卵スタートです。

2025年6月23日、午前4時。
5組目の巣に変化がありました。
抱卵していた雌のツバメが、巣の縁に乗って様子を見ています。
このような状態は、巣の中に雛が孵化した時に見られるのですが、雛が孵化するにしてはまだ数日早いような気がします。
果たして無事に雛は孵化したのでしょうか?

2025年7月6日、午前6時。
5組目の巣には雌のツバメの姿はなく、巣に戻ってくることもありませんでした。
この異常が発生したのは、 この日の前日、前々日。
巣の下に、孵化して間もないと思われる雛が落ちていたのです。
大きさとしては1㎝ほどでしょうか。
なぜ巣の外に落ちていたのかはわかりませんが、確認できただけでも、3羽の雛が落下していたのです。
ある程度大きくなった雛が落ちたことは何度も見ていますが、孵化したばかりのサイズの雛の落下というのは、数年観察して初めての経験です。
どうやら、全ての雛が落ちてしまったのか、子育てをあきらめてしまった5組目のツバメたち。
残念ではありますが、こうなってはどうしようもないのかもしれません。

続いては、6組目の子育てです。
~続きます~