我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
今年2回目(通算8回目)となる孵卵器による孵化へ挑戦中でしたが、今回はその結果です。
今年第1回目となる孵卵器の孵化を終えて引き続き第2回目をセットしたのが、先月となる5月11日(月)でした。
(その104〜アローカナの卵を孵卵器にセットしました(今年2回目の挑戦です)より)
ニワトリの卵の孵化までの日数は21日。
これまでの経験からもこの日数はほぼ間違いありませんので、今回の孵化予定日は6月1日(月)となります。
と、孵化予定日の3日前(通算18日目)である5月29日(金)、大切な作業である
転卵の中止です。
卵は温めている間、日に何度か卵を転がしてあげなければなりません(これを「転卵」といいます)。
通常、雌鶏は卵を温める中で自然に行っているのですが、さすが人間が毎日卵にかかりきりになることも大変ですので、我が家では自動転卵機能がついた孵卵器を使用しています。
といっても、その仕組みはとっても簡単。
孵卵器の上フタについた突起が一定時間にぐるりと回ることで、その突起が差し込まれている卵を入れた枠を動かして卵を回すという仕組みです。
ですから、転卵を止めるためには「卵を入れている枠」を外してあげればよいのです。
枠を外します
孵卵器のフタを開けると温度はあっという間に下がるので、この作業は丁寧に、できるだけ速やかに行います。
中蓋もはずして卵をそっと移動です
転卵中止の作業完了!
すみやかにフタをして孵化まで待ちましょう
この時期は比較的に気温も暖かいですが、卵を温めている温度は37.5℃ですので、やはりフタを開けているとあっという間に温度は下がりますね。
毎回恒例の作業ですが、やはり孵化直前の卵に触るのは少し緊張します(笑)
ということで、孵化予定日まであとあとわずかです。
5月31日(日)育雛箱の準備
転卵中止から2日後の5月31日(日)夕方、雛の孵化に備えて育雛箱の準備です。
我が家ではおなじみの水槽を使った育雛箱(笑)
孵化後の温度管理のためのサーモスタット付きヒーターも準備万端です。
あとはいつ卵が孵化しても大丈夫!!
5月31日(日)午後6時 端打ちが始まりました!
と思っていた同日の午後6時頃、孵卵器内を除くと1個の卵の殻にヒビが!
いよいよ端打ち(はしうち)が始まりました!
こうなれば雛の孵化まであとわずか!
後編(その109)へ続きます〜