前回(その120)の続きです。
我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
6月20日(土)、太陽も西の山へと沈み、アローカナたちも鶏小屋の奥へと入って見えなくたった午後7時頃、何気なく鶏小屋の中を確認したところ思いがけない光景が目に入りました。
地面に横たわる1羽のひよこの姿が!
急いで鶏小屋内へと入り確認したのですが、残念ながらひよこはすでに亡くなっていました。
このひよこは、我が家で初めて雌鶏自身に卵を温めさせて孵化した5羽のひよこの中の1羽です。
日中は間違いなく5羽のひよことも無事であることは確認済みですので、夕方以降で何かあったのでしょう。
念のため、ひよこの体を隅々まで確認しましたが、傷なども特に見当たらず、親鶏たちから襲われたような形跡もありません。
原因は不明ですが、元々が弱っていた個体だったのかもしれません。
おそらくは5羽のうち最も最後に孵化したひよこの可能性が高いと思われます。
(どことなく他の4羽に比べて弱々しく、いつも雌鶏の側で大人しくしている印象がありました。。。)
眠るようにして亡くなっているひよこを手に取ってみるとほのかに温かく、つい少し前までは間違いなく生きていたことがわかります。
丁寧に裏庭へ埋葬しました
亡くなったひよこは裏庭に丁寧に埋葬しました。
これまでも何度も卵を温めてひよこを孵化させきましたが、成長の途中で残念ながら亡くなってしまうひよこもいました。
ただ、こればかりは何回経験しても慣れることはなく悲しい気持ちでいっぱいですし、その都度「命の大切さ」を学ばさせてもらっています。
しかし、いつまでも悲しんでばかりはいられません。
これまでもそうですが、このような経験をそのままにせず、反省・教訓としていかに次に生かしていくかが大切です。
幸いにも5羽のひよこのうち残りの4羽は無事でしたので、彼らが元気に育つ環境を整えていかなければなりません。
ということで、今回は改めて鶏小屋の作りを見直すことにしました。
6月21日(日)鶏小屋の作りを見直します
翌日の6月21日(日)、前日夕方の反省を踏まえて、早速行動へ移します。
我が家の鶏小屋は、途中の建て増しもあって現在の形になっていますが、(その④、その⑤より)
奥の部屋と手前のスペースとに分けられています。
手前のスペースは3方向からそれぞれ金網を通して中の様子を確認が出来ますが、問題は鶏小屋の奥。
入口の扉を開けなければ中の様子をしっかりと確認することができません。
鶏小屋奥へ入る扉
扉を開けなければ中の様子がわかりません
今回は、たまたま夕方に鶏小屋奥の入口扉を開けたことでひよこが亡くなっていたことに気がつきましたが、普段この扉を開けるのはエサや水の交換、卵の回収等の必要な作業がある場合だけであり、それ以外はアローカナたちの脱走(笑)や外敵の侵入防止のため、しっかりと扉を閉めておきます。
ですが、逆にこの作り自体が
「中の様子をすぐに確認出来ない原因」
となっているのも事実です。
気軽に中の様子を確認出来れば、ちょっとした異常にもすぐに対応できるのでは?
ということで、
入口の扉に中の様子を確認できる「小窓」
を作ってみることにしたのでした。
「小窓」を作ります!
〜次回(その122)へ続きます