我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
前回の続きです。
前回記事:我が家のニワトリ(349)〜アローカナはどのくらい卵を産むのかの考察です(その⑤)〜前編〜
引き続き、アローカナの産卵数について考察してみます。
前回より
2021年も無事に10月が終わりました。
前回より、我が家のアローカナたちの産卵数について、10月分の記録を改めてみてみると、
- 合計数176個
- 1日平均の産卵可能な雌鳥数 10羽
- 1羽が1か月あたりに産む卵 17.6個
となりました。
その結果、我が家のアローカナたちは、
1羽が卵を産むのはおおむね2日に1個程度である
ということがわかりました。
ちょうど10羽の雌鳥ですので、割合のイメージは簡単です。
産卵割合が0.5(50%)であれば、10羽中5羽が卵を産んでいます。
産卵割合が0.1(10%)なら、10羽中1羽しか卵を産んでいなかった計算になります。
とくに上の表にある10月の記録を見てみると、
産卵割合は、0.1(10%)〜0.8(80%)で動いており、特に10月中旬を過ぎると、産卵割合が減ってきている事がわかります。
年間記録(1月〜10月)
続いて、今回調べた10月分の記録も含めて、2021年1月〜10月までを見てみることにします。
結果の表はこちら。
上から順に
- 合計数:卵の合計数
- 平均雌鳥数:1日あたりの産卵可能な雌鳥数
- 産卵数(月/1羽):1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数
- 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数
で、1月から10月分までをまとめてみました。
1番下の項目は、
- 産卵数(日/1羽):1羽の雌鳥が1日に産む卵の数
ですが、これは、単純に産卵数(月/1羽)〜1羽の雌鳥が1か月に産む卵の数をその月の日数で割った数となります。
例として、10月であれば、
産卵数(日/1羽)=17.6÷31(10月は31日間)=0.57(小数点第三位以下は四捨五入・・・)
ということで、1日に0.57個の卵を産んでいるという計算になります。(この結果からも、1羽が卵を産むのはおおむね2日に1個程度であるというのが正しいことがわかります。)
もちろん、あくまで計算上の話ですが、この数が「1」に近づくほど産卵数が多いということになります。
そして、この表を見やすくグラフにしたものがこちら。
こうしてグラフにすると一目瞭然です。
- 1月〜2月の寒い時期は産卵数が少ない
- 4月〜5月の春先は産卵数が多い
- 夏場の暑い時期である8月は産卵数が少ない
- 夏場を過ぎた9〜10月も比較的産卵数が回復する
- 合計数と雌鳥1羽あたりの産む数は当然連動している
ということがわかります。
これまで、体感的だった季節の産卵数の増減が、さらにデータ的にはっきりしました。
早いもので、今年も残すところ2か月を切りました。
これから冬に向かってさらに寒くなるので、おそらくは産卵数も減少するかもしれませんが、今のところ、鶏小屋の寒さ対策の案も検討中です。
引き続き、飼育環境を整えながら、大切に育てていきたいと思います。
以上、アローカナの産卵数の考察でした。