今年も種から育てるゴーヤのグリーンカーテンです。
前回の続きです。
前回記事:2022年もゴーヤでグリーンカーテン作り⑱〜プランターのゴーヤに摘芯を行いました(前編)
プランターへと苗を定植した我が家のゴーヤ。
だいぶ本葉も増えて大きくなってきたので、いよいよ摘芯作業です。
ゴーヤの摘芯
ゴーヤのグリーンカーテンを作る上で、最も重要な作業といっても過言ではない作業。
それが、「摘芯(てきしん)」です。
摘芯とは?
摘芯は、グリーンカーテン作りでは常識中の常識とまでいってもよいくらい重要な作業です。
そのやり方は、園芸用の参考書やインターネットで調べるといくらでも出てくるのですが、参考までにこちらをご紹介します。
「摘心」と書いたりもします。「芯止め」、「心止め」、「ピンチ」といわれることもあります。
新たに出てきた芽の先端部分を切り取る作業のことです。ではなぜ摘芯するのでしょうか?
若い苗の茎の一番先端の部分には、新しい芽が、この部分を「頂芽」と言います。植物はこの頂芽が優先して成長します。これを「頂芽優勢」といいます。この頂芽を摘み取ると「脇芽」(側芽)に栄養がまわり、育つようになります。
緑のカーテンとしては、枝葉が広くカーテンのように広がって、家の中に入る太陽光を遮るようにしたいので、脇芽(子ヅル)をたくさん伸ばすために摘芯をします。
子ヅルや孫ツルが伸びて、ネットの上端や横からはみ出してきたら、摘芯してあげてください。(2020年東北電力さんの「緑のカーテン運動事務局」メールマガジン6月号より)
本葉が5〜6枚になったら、茎の先端から2〜3cmのところをハサミなどで切ってください。これを「摘芯(てきしん)」といいます。摘芯すると脇芽(子ヅル)が出やすくなります。
(2021年東北電力さんの「緑のカーテン運動事務局」メールマガジン6月号より)
つまりどういうこと?どこを切るの?
簡単に言えば、
「ゴーヤは、茎を切った方がグリーンカーテンは大きくなる!」
ということです。
「摘芯を制する者はグリーンカーテン作りを制する」といっても過言ではありません(笑)
摘芯の方法については、難しいことは一切無く、
茎をハサミでチョキン
と切るという、とっても単純な作業です。
ただし、どのタイミングでどの場所を切るかは、やり方の説明もそれぞれです。
もちろん、ハサミを入れる場所やポイントはあります。
園芸用の参考書やインターネットで調べてみると、様々な方法が紹介されていますが、我が家ではあまり深く考えずに、
「本葉が5〜6枚以上になったらその先を切る」
ということにしています。
参考までの例が下のとおり。
ただし、どこを切るかはこだわりも無いため、我が家ではある程度適当です(笑)
参考記事:2020年もゴーヤでグリーンカーテン作り⑭〜ゴーヤの摘芯を行いました
今年(2022年)も摘芯実施!
2022年7月2日〜摘芯実施〜
ということで、2022年7月2日、いよいよ今年初めてとなるゴーヤの摘芯です。
こちらは定植から13日目のゴーヤ。
作業は日も西に傾き、涼しくなった頃合いを見計らって行いました。
まずは、各苗の先端の本葉と本葉間にハサミを当てます。
毎年恒例となるゴーヤの摘芯作業は、最初の方こそ慎重にハサミを入れていましたが、数をこなすうちにだんだん作業も適当になってきます(笑)
なんとなく茎を切るのが勿体ないような気もしますが、そこに遠慮は全くいりません。
切れば切っただけ、立派なグリーンカーテンが出来るので、そこは躊躇無くバッサリと切りましょう。
こうして、3個のプランターの苗6本の先端部分をそれぞれハサミで切って摘芯を実施しました。
作業自体は躊躇しなければ全体で1分もかかりません(笑)
あとは、数日おきに適当に先端を部分を切ってあげれば、脇芽も増えて立派なグリーンカーテンが出来るはずです。
以上、今シーズン初となるゴーヤの摘芯でした。