我が家のニワトリ(373)〜2021年中のアローカナの産卵数を振り返ります(その⑧)

ニワトリ
ニワトリ

我が家で飼っているニワトリのアローカナ

 

前回までの続きです。

前回記事:我が家のニワトリ(372)〜2021年中のアローカナの産卵数を振り返ります(その⑦)

今年は昨年(2021年)以上にたくさんの卵を産んでもらえるようにとの目標を立てました。

より多くの卵を産んでもらうためには、アローカナたちが気持ちよく産卵できるように飼育環境等をより改善していくことが不可欠です。

ということで、昨年中の産卵数の記録を振り返り、さらなる環境改善等のヒントがないか検討してみることにします。

産卵状況の年間の推移

前回に引き続き、あらためて昨年(2021年)中の産卵状況の推移を見てみます。

昨年1年間の各月における

  • 産卵数の合計
  • 産卵可能な雌鳥の数

は記録しています。

なお、1日ごとの産卵可能な雌鳥数も記録しているため「平均雌鳥数」も正確な数値をだすことができます。

たとえば、10月〜12月の各月のデータはこちらです。

毎日それぞれ、産卵数、雌鳥数、産卵割合を記録していますので、それらを表にするとこのようになります。

こうして得たデータをまとめて、出してみた項目がこちら。

それぞれ上から

  • 合計数→1か月の産卵数の合計
  • 平均雌鳥数→1日における産卵可能な雌鳥の平均数
  • 産卵数(月/1羽)→1羽が1か月に産む卵の数
  • 産卵数(日/1羽)→1羽が1日に産む卵の数

という項目で、それを表にしてまとめたものがこちらです。

最終的な年間のまとめとしては

  • 合計は1885個(1日平均5.2個)・・・1885÷365
  • 平均雌鳥数は9.4羽・・・年間の延べ雌鳥数が3449羽のため3449÷365
  • 産卵数(月/1羽)は16.7・・・1885÷12÷9.4
  • 産卵数(日/1羽)は0.55・・・1885÷365÷9.4

という数値となっています。(数値は四捨五入)

よって、前回の考察よりも、さらに正確に数値を出すと

  • 1羽が年間に産む卵の数は約200個
  • 1羽が卵を産むペースは2日に1個以上

であることがわかりました。

産卵状況の年間の推移(グラフ)

つづいて、上に示した表のデータをグラフにしてみたものがこちらです。

こうしてみると一目瞭然。

青色の棒グラフは各月の産卵数の合計を、オレンジ色の線グラフは1羽が1日に産む卵の数をそれぞれ示しています。

やはり

  • 12月〜2月:冬 寒くなり産卵数は減少
  • 3月〜5月:春 暖かくなり産卵数は増加
  • 6月〜8月:夏 暑くなり産卵数は減少
  • 9月〜11月:秋 涼しくなり産卵数は増加

という推移の状況が見事に現れていました。

もちろん、青色の棒グラフ、オレンジ色の線グラフはそれぞれ連動するはずなのですが、特に注意したいのがオレンジ色の線グラフ。

しかし、産卵可能な雌鳥数が多ければ卵の合計も増えるのは当然(青色の棒グラフ)ですあり、むしろ1羽の雌鳥が1日にどれだけの卵を産むか(オレンジ色の線グラフ)に着目することが重要です。

つまり、オレンジ色の線グラフをいかに高く保つかが、今後の産卵数向上につながるはずです。

まとめ〜今後の参考〜

ということで、これまで昨年(2021年)中の産卵状況の記録を振り返ってきました。

今年(2022年)は、昨年以上の産卵数(1886個以上)という目標を掲げ、そのためにも、アローカナたちが気持ちよくたくさん卵を産んでくれるようにしていくことが重要です。

昨年の記録から読み取れるのは、

いかに、冬場と夏場の数値の落ち込みを減らすか?

という点に尽きると思われます。

特に、昨年8月には猛暑により落鳥となった残念な思い出がありますし、この冬は寒さ対策のためビニールシートを鶏小屋へと張り付けたという対応もありました。

また、根本的に卵を増やすために、新しい雌鳥を増やすという方法も考えられます。

いずれにせよ、生き物を飼育している以上、中途半端に育てるわけにはいきません。

まだまだ過去の記録から次に活かせるポイントはあるかと思われますので、これからも大切にアローカナたちを育てていきたいと思います〜

 

以上、アローカナの産卵数の振り返りでした。

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