2021年、今年もツバメがやってきました⑥〜親ツバメたちは新たな巣を完成させました

2021年も我が家にやってきたツバメたち。

今年も我が家にやってきて軒下に巣を作った1組のツバメのつがい。

1から巣を作り、卵を温め、ようやくツバメの雛が孵化した姿をみせたと思ったら、突然親ツバメも雛も姿が見えなくなりました。

前回までの様子（〜6月9日）

前回からの続きです。

これまでの経過はこちら。

ということで、直接巣の中を確認したわけではありませんが、巣には雛の姿も見えませんし、親ツバメが巣に近寄る光景も全く見えなくなりました。

ところが、ちょうど時を同じくして、別の変化が見られるようになったのです！

明らかに様子がおかしいことに気付いた6月9日の前日。

それまで観察を続けてきたツバメの巣とは別の場所に、新たなツバメの巣が作られ始めていることを発見しました。

これまでこの場所には巣は無かったので、新たに作り始めたようです。

実際に壁に付いている巣の材料は少し湿っていることから、まさに作っている最中です。

これまで観察していた巣の様子が明らかにおかしいと感じたこの日。

それが確信に変わったのは、ツバメが確実に新しい巣を作り始めていることがわかったからです。

同じツバメのつがいかどうかはわかりませんが、夫婦で交替しながらせっせと巣の材料を集めてきては、壁に塗り固めている光景が見られました。

もし同じツバメたちだとしたら、最初に作った巣に何らかの問題（外敵に襲われやすいとか？）があったため、その巣を見限って新しい巣を作り始めたとも考えられます。

巣の下には、ポロポロと巣の材料が落ちています。

せっかく一生懸命運んできても、無駄になってしまう材料もあるようです。

新しい巣作りの邪魔をしないように遠くからそっと見守ります。

巣作り開始を確認してから3日目。

だいぶ形が出来上がってきました。

6月11日、ツバメの夫婦は交替でせっせと巣作りを続けています。

1羽が材料をくわえて巣を作ってるそばで、もう1羽も材料を準備して待機していました。

6月12日、かなり巣も形になってきました。

中に入って最後の仕上げをしているように見えます。

正面から見たツバメの巣。

軒下のちょうど中心にそって巣を作っています。

6月13日、午後5時の様子。

湿った土が無いところを見ると、丸6日かけて巣も無事に完成したようです。

親ツバメの姿が見えないことから、エサを探しに飛び回っているのでしょうか？

ということで、同じツバメかどうかは確認できませんが（おそらく同じかもしれませんが）、新しい巣も無事に完成。

これから、卵を温めて雛を孵し、子育てが始まります。

今度は無事に雛が育って巣立ちできるように、引き続きそっと見守りたいと思います〜