2022年も我が家にやってきたツバメたち。
8月に入ってから、めっきりと姿を見ることが少なくなってきたツバメたち。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました㉞〜8月になってツバメの姿も次第に見えなくなりました
今シーズンは合計4組の雛たちが卵から孵化し、うち3組が無事に巣立つまでに成長しました。(1組目は残念ながら害鳥の被害に遭いました。。。)
そんな雛たちも、親ツバメと同じ姿にまで成長し、秋の南方への移動に備えて親ツバメと一緒になってたくましく飛び回っています。
もうすぐ、ツバメたちともしばしのお別れですが、今回はそんな今シーズンのツバメの様子を振り返ってみます。
今シーズン(2022年)のツバメたち
1組目の子育て〜2022年4月26日頃抱卵開始〜
まずは、今シーズン最初にやってきた1組目のツバメの巣から。
こちらは、2022年4月上旬に最初に我が家に訪問したツバメの夫婦。
しばらく我が家を拠点にしていましたが、どうやら子育てをする場所として決めてくれました。
新たに巣を作るのかと思いきや、昨シーズン(2021年)から放置してあったツバメの巣をそのまま再利用することになった様子。
2022年4月26日頃から、巣の中でジッとしている雌のツバメの姿を確認できるようになりました。
どうやら卵を産んで、抱卵の時期が始まったようです。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました②〜ツバメたちが卵を温め始めました
ツバメの雛が卵から孵化するのは約2週間。
あっという間に日数が経ち、2022年5月18日には、巣の下に落ちている卵の殻を発見!
巣の中には小さい雛が孵化している可能性が高いのですが、巣の中までのぞくようなことはせずにそっと姿が見えるまで我慢です。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑤〜最初のツバメたちの雛が孵化しました
雛の姿の確認〜2022年5月22日〜
そうして、2022年5月22日、待望の雛の姿を確認することが出来ました。
小さかった雛ですが、親ツバメが交代でせっせと運ぶエサを食べてどんどん大きく育ちます。
3〜4羽いるであろう雛は順調に育っていました。
雛が害鳥の被害に〜2022年5月27日〜
そして、順調に雛も育ってい矢先、事件は起きました。
2022年5月27日、夕方に突然巣の中にいたはずの雛の姿が見えなくなりました。
その直前には、妙にたくさんのツバメが鳴き声をあげながら空を飛び回っている光景を目撃しました。
その後、電線の上に止まった1羽の鳥を発見。
そして、明らかにこの鳥の周囲を警戒するように飛び回り続けるツバメたち。
もしや、雛を襲った犯人(犯鳥?)はこの鳥では?
そう思って様子を見ていると、ついにその時がやって来ました。
周囲を飛び回るツバメを気にすること無く、悠然と飛び立つと、我が家の軒下に作られたツバメの巣に向かい、巣の中をのぞき込んだのです!
目の前の光景に一瞬呆然としましたが、慌てて軒下まで駆け寄ってこの鳥を追い払いました。
その後、再び庭先の電線にとまると、しばらくして再び飛び立ってどこかへ飛んでいってしまったのです。
さらには、ツバメたちも遠巻きにその鳥を追いかけて行く様子が見えました。
そう、ツバメの雛を襲ったのはこの鳥だったのです。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑧〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(後編)
おそらく、この鳥は「チョウゲンボウ」かと思われます。
彼らも子育ての時期で必死なのでしょうが、我が家のツバメたちを襲ったとなると同情の余地はありません。
この事件を機会に、我が家ではツバメの巣の害鳥対策を行うことになるのでした。
そして、その事件の翌朝。
大切に育ててきた雛たちを一瞬にして失った親ツバメたち。
しかし、このツバメたちは再び子育てを再開することになるのです。。。
ということで、まずは今シーズン1組目の子育ての様子でした。
〜続きます〜