2023年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回までの続きです。
前回記事:2023年、今年もツバメがやってきました㊳〜3組目の子育ての様子(⑤)
2023年、我が家で3組目となるツバメたちの子育ての記録です。
産卵・抱卵が始まってから25日目、巣にははっきりと雛の姿が見えるようになりました。
3組目のツバメの雛たち
2023年8月3日〜抱卵開始26日目〜害鳥対策実施!
2023年8月3日、産卵・抱卵開始から26日目となったこの日、3組目の雛たちの害鳥対策のために、ツバメの巣の前にネットを張りました。
昨年(2022年)5月、我が家で子育てをしていたツバメの雛が、あっという間に害鳥に襲われた事件が発生しました。
孵化して順調に育っていたツバメの雛ですが、気がついたときには1羽残らず姿を消してしまったこの事件の犯人は、チョウゲンボウと思われる鳥でした。
普段この辺りでは見かけない鳥でしたが、おそらくは子育てのためにエサとしてツバメの雛を襲ったことは状況から間違いありませんでした。
その反省から、目立つような場所に巣が作られた時には、害鳥対策としてネットを設置することになったのでした。
参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑦〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(前編)
今年(2023年)の3組目となるこのツバメたちの巣も、軒下で周囲からも容易に見つける事が出来る場所であるため、年のためにネットを設置です。
完全に巣の周りを覆うわけではありませんが、サイズが大きい鳥が飛んでくるのに少しでも邪魔となればと思っての設置です。
親ツバメのエサやりには特に支障はなさそうですので、巣立ちまでこの状態で様子を見ることにします。
2023年8月5日〜抱卵開始28日目〜
2023年8月5日、産卵・抱卵がスタートしてからちょうど4週間となりました。
この時期になると、いつみても常に雛の姿は確認出来るぐらいのサイズです。
小さかった頭も大きくなり、毛の色も黒くなってきているのがはっきりと分かります。
2023年8月7日〜抱卵開始30日目〜
2023年8月7日、産卵・抱卵開始から30日目。
雛たちもだいぶ大きくなってきました。
巣の近くで見ていると、親ツバメが警戒するような鳴き声で辺りを飛び回り、その声を聞いて雛たちも目だ立たないように動きを止めて身を巣に隠そうとします。
本能的にそのようなことが分かっているのに改めて感心させられます。
2023年8月10日〜抱卵開始33日目〜
2023年8月10日、産卵・抱卵開始から33日目となりました。
夕方の午後6時、巣の様子を見てみると、ほとんど親ツバメと同じ姿をした雛たちの姿が見られました。
しかも巣の縁に立って辺りを見回すような素振りも見せています。
この姿は立派なツバメです。
いよいよ「雛」から「子ツバメ」と呼ぶにふさわしい時期となってきました。
あとは巣立ちの時を迎えるばかりです。
〜続きます〜