我が家の冬の楽しみのひとつ、薪ストーブ。
前回(その⑥)では、今シーズン1回目の灰の片付けを行いました。
もう少しこまめに灰を片付けても良かったのですが、「そのうち片付ければいいかな・・・」という怠け心も多少あり、恥ずかしながら今になった次第です。
スコップで掻き出した灰は、あっという間にバケツいっぱいになりました。
ストーブ内の壁面に残る白い灰の痕跡が、どれだけ灰が溜まっていたかを物語っています。
というわけで、灰もきれいに片付けたので、昼間から薪ストーブを稼動させます。
この日も雪が降っていたわけではありませんが、朝から久しぶりに冷え込みも厳しく、いつも薪ストーブに火を入れる夕方の時間帯まではとても我慢できそうにありません。
(エアコンを使用してもいいのですが、家全体を暖めるならやはり薪ストーブですね。)
薪ストーブは昨シーズン(一昨年の晩秋)から使い始めて、現在2シーズン目。
当初は火をおこして火力を上げるのにも一苦労でしたが、使えば使うほど面白いように火の扱いが上手になるのが薪ストーブの魅力です。
要は、練習して慣れれば、簡単に火をおこすことができるようになるのです。
もちろん、基本的な方法はあるのでしょうが、
- 薪ストーブ本体の種類
- 使用する焚きつけ用の木材、薪の種類、着火剤の使用有無
- 焚きつけ時の組み方、空気の送り込み方
- 追加する薪の量、タイミング 等々
で、微妙にやり方が異なるような気がします。
その家その家で独自のやり方があり、そのどれもが正解なのでしょう。
つまり、自分の家の薪ストーブを使い込むほどに、自由自在に薪ストーブを扱えるようになる!(個人の感想ですが・・・)
実際に、昨シーズンに比べたら、自分自身の薪ストーブの扱いもかなり慣れてきたと感じる今日この頃です。
ということで、現時点の薪ストーブの火入れの方法について、記録も兼ねてご紹介です。
これは、あくまでも自己流ですので、同じように試しても上手くいくかどうかは保証できませんのであしからず。
まずはライターと新聞紙
まずはライターと新聞紙。
薪ストーブ用の着火剤というのもあり、当初は使用していましたが、今は全く使用していません。
新聞紙はだいたい1日分(もっと少なくてもOK)を使用し、一度広げてからクシャクシャに絞って丸めて薪ストーブの中に敷き詰めます。
新聞紙は「紙同士が重なった状態にならずに、ふわっと空気が入り込む感じに丸めて絞る」イメージです。(なんともわかりづらいですね・・・・)
ふわっと絞って丸めるイメージ(笑)
さらに、我が家流のポイント。
この丸めた新聞紙を1本、薪ストーブの中央部分に天井まで塔を立てるイメージで設置します。
どうせ燃やすのでこの辺は適当で構いません。
1本塔を立てるイメージ
この「塔」は、最初に上部の先端に着火して、薪ストーブの中に上昇気流を起こすための重要なポイントの一つです。
ストーブ内に上昇気流が起きると、空気の流れが生まれ、火のまわりが早くなる(ような気がする)のです。
細く割った焚きつけ材
続いて焚きつけ材を薪ストーブの中に入れます。
焚きつけ材は、あらかじめナタなどである程度細く薄く割っておいた木材を準備しておきます。
いきなり太い薪を入れても、ほぼ100パーセント火はつきません。
ですので、順番としては、
- 焚きつけ材
- 細い薪
- 中くらいの薪
- 火力が十分に上がった段階で初めて太い薪
という感じに投入していくイメージです。
焚きつけ材の組み方
準備しておいた焚きつけ材を薪ストーブの中で組みます。
これは完全に我が家流ですが、キャンプファイヤーでおなじみの井桁を組むようなイメージです。
もちろん、きっちり組む必要はなく、焚きつけ材の長さに応じてまんべんなく薪ストーブ内に行き渡らせる感じです。
この時、空気の流れが出来るような隙間を意識するのがポイント。
ひとつの方向に木々を重ねるだけでは火のまわりが上手くいきません。
組み方が終われば、いよいよ着火です!
次回へ続きます〜