2023年、今年もツバメがやってきました(56)〜2023年のまとめ(8月)

ツバメ
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2023年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。

 

前回の続きです。

前回記事:2023年、今年もツバメがやってきました(55)〜2023年のまとめ(7月)

今年も我が家で無事に子育てを終えて、南方へと旅立っていったツバメたち。

2023年のツバメの記録を振り返りまとめてみます。

今回は8月中の記録です。

2023年8月の記録

2023年8月2日〜3組目の抱卵25日目〜

2023年8月2日、3組目の産卵・抱卵開始から25日目。

雛たちの成長はあっという間で、日に日に大きくなっているのがよく分かります。

少し前までは姿が見えなかった雛ですが、ほんの数日で巣の外からもよく見えるぐらいまで成長しました。

この日、巣には少なくとも4羽の雛を確認することができました。

頭にも産毛のように毛が生え始めています。

ここからの成長はさらにあっという間です。

2023年8月3日〜3組目抱卵開始26日目〜害鳥対策実施!

2023年8月3日、3組目の産卵・抱卵開始から26日目となったこの日、3組目の雛たちの害鳥対策のために、ツバメの巣の前にネットを張りました。

昨年(2022年)5月、我が家で子育てをしていたツバメの雛が、あっという間に害鳥に襲われた事件が発生しました。

孵化して順調に育っていたツバメの雛ですが、気がついたときには1羽残らず姿を消してしまったこの事件の犯人は、チョウゲンボウと思われる鳥でした。

普段この辺りでは見かけない鳥でしたが、おそらくは子育てのためにエサとしてツバメの雛を襲ったことは状況から間違いありませんでした。

その反省から、目立つような場所に巣が作られた時には、害鳥対策としてネットを設置することになったのでした。

参考記事:2022年、今年もツバメがやってきました⑦〜突然の悲劇!巣の中の雛が行方不明になりました(前編)

2023年8月11日〜3組目抱卵開始34日目〜

2023年8月11日、3組目の産卵・抱卵がスタートしてから34日目。

我が家で3組目となる子ツバメたちですが、すっかりと大きくなりました。

普段は警戒して巣の奥に身を潜めるようにしていた子ツバメたちですが、この日は比較的身体を巣の外に出している様子が見られました。

まだまだ親ツバメの運ぶエサをもらっていますが、もう少しすれば巣を飛び立って自分でエサを捕らなければなりません。

2023年8月10日〜4組目抱卵開始23日目〜雛の姿を確認!

2023年8月10日、午後6時。

4組目の産卵・抱卵がスタートしてから23日目、この日遂に雛の姿を確認することが出来ました。

巣の縁から、黄色く大きく開けた口が見えます。

その横にはうっすら毛が生えている頭も確認できました。

少なくとも2羽の雛は無事に孵化しているようです。

こちらの気配に気がつくと巣の奥に身を潜めるように動きを止めますが、巣のサイズも他よりも小さいので完全には姿を隠しきれません。

とりあえず、この巣でも雛が孵化してくれたことにホッとしました。

2023年8月16日〜3組目の抱卵開始39日目〜ついに巣立ち!

2023年8月16日、3組目の産卵・抱卵がスタートしてから39日目。

この日、ついに子ツバメたちが巣から一歩外へ踏み出すときがやって来ました。

午前5時、すっかりと大きくなった子ツバメたちが、巣の縁にとまって飛び立つタイミングを見計らっている様子です。

あたりでは、親ツバメたちがしきりにピーピー鳴きながら飛び回り、巣立ちを促しています。

この光景は、毎回巣立ちの時期に見られる様子です。

そして遂に、1羽が目の前で巣を飛び立ちました。

飛び方はまだまだぎごちないですが、それでも立派に空を飛んでいます。

それを見送る2羽の子ツバメ。

なんとも羨ましそうな?様子です。

この巣には4羽の子ツバメがいたはずなので、すでに先に飛び立った子ツバメもいたようです。

2023年8月17日〜3組目の抱卵開始40日目〜全員の巣立ちを確認!

2023年8月17日、3組目の産卵・抱卵がスタートしてからちょうど40日目となるこの日、前日は飛べなかった最後の1羽が巣を飛び立つのを確認することが出来ました。

午前5時30分、残りの兄弟たちは先に巣を飛び立ちましたが、最後まで残った1羽。

周囲では親ツバメが応援するように鳴きながら飛び回っています。

そうしてみていたところ、ついにその時がやって来ました。

覚悟を決めた子ツバメが、巣から飛び立ちました。

とりあえずは、数メートル先の玄関扉の上ですが、飛べたことには変わりありません。

そしてその後、よちよち歩きといった感じではありますが、空を舞うことができました。

2023年8月19日〜4組目の産卵・抱卵開始32日目〜1羽巣立ち

2023年8月19日、4組目の産卵・抱卵開始から32日目。

午後4時、巣を確認してみると、3羽いたはずですが1羽の姿がありません。

付近には1羽飛び方がまだ不慣れな様子の1羽がいましたので、どうやら無事に巣を飛び立つことができたようです。

巣に残された2羽はそれを目で追いかけている様子。

彼らの巣立ちも早いかもしれません。

2023年8月24日〜4組目の産卵・抱卵開始37日目〜最後の1羽が飛び立ち

2023年8月24日、4組目産卵・抱卵開始から37日目。

ようやく最後の1羽が巣から飛び立つのを確認することが出来ました。

この直前までは、軒下の外灯にいましたが、こちらの気配に警戒してすぐに巣まで戻ってきました。

短い距離ですが巣から飛び立ったので、これで全員の巣立ちを確認です。

2023年8月26日〜たくさんのツバメたち〜

2023年8月26日、午前5時。

庭先の電線の上を見てみると、たくさんのツバメたちの姿がありました。

全部で20羽以上いるでしょうか。

おそらくは、我が家で育った子ツバメたちとその親ツバメたちの集団かと思われます。

さらには、我が家以外の周辺で育ったツバメたちも含まれているかもしれません。

いずれやってくる南方への旅立ちの準備でしょうか?

ツバメたちは、それぞれの子育てを終えて子ツバメたちが十分に成長した8月下旬〜9月上旬には、群れをなして南方へと飛び立って行きます。

この風景を見ると、今年も別れの時が近づいてきているのを実感します。

ということで8月中の記録でした。

 

〜続きます〜

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