レース鳩を保護しました(その⑦)〜念のため鳩の所有者へ連絡することにしました

その他
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2023年11月下旬、裏庭に突如現れたお客さんはレース鳩でした。

 

前回までの続きです。

前回記事:レース鳩を保護しました(その⑥)〜正体が判明したポッポちゃん

裏庭に突然姿を現した妙に人懐っこい鳩。

よく見ると脚に輪っかが付いており、誰かに飼われている鳩のようです。

そんな迷い鳩にポッポちゃんと名付け、試しにエサをあげると、手からもエサを食べてくれるほど人懐っこい性質であることが判明。

さらに、両脚に取り付けられた輪っかから記載された文字を確認したところ、「日本鳩レース協会」に登録されてる立派なレース鳩であることが判明しました。

その後もポッポちゃんは自分の家に帰る様子がなさそうなことから、念のため鳩の所有者へ連絡してみることにしました。

帰ろうとしないポッポちゃん

2023年11月26日〜まだ裏に姿を現しました

2023年11月26日、裏庭へ姿を現してからすでに5日ほどが経過したポッポちゃん。

夕方暗くなると姿が見えなくなるのですが、明るくなるとどこからともなく現れます。

しかも、こちらがエサを与えてくれる存在ということを認識しているようで、裏のサッシ窓を開けると、その近くまで飛んでくるようになりました。

まるで、「お腹が空いたからエサちょうだい」と言っているようです。

鳩を飼ったことはありませんが、ここまで人に慣れて賢い鳥だとは思いもしませんでした。

そんなポッポちゃんを見ると、ついエサをあげたくなってしまいます。

しかし、ポッポちゃんはあくまで鳩レース協会に登録されている飼われた鳩。

当然ながら飼い主がいます。

一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトの「迷い鳩を保護したら」というページでは、

レース鳩は帰巣本能が優れています。外敵(猛禽類など)から身を守るため避難していたり、体力の回復を得るために休んでいたりする場合があります。鳥が元気であれば、鳥を放してください。(一般社団法人日本鳩レース協会HPより)

記載されているのですが、我が家にやってきたポッポちゃんは

怪我などしている様子もなくいたって元気

なので、保護するわけにもいきません。

とはいえ、このまま放置していても、飼い主の元へ帰りそうな気配もなさそうです。

しかも、これからは季節も冬本番ですし、何よりもこの近所には猫やイタチなどの鳩を襲いそうな動物がたくさんいますので、決して安全な場所とは言えません。

何よりも、レース鳩の飼い主にとって「鳩は宝」のようです。

そこで、ポッポちゃんの情報を飼い主に伝えてあげることにしました。

 

飼い主への連絡

迷い鳩を保護したら〜協会Webサイトより〜

あらためて、一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを確認すると、連絡先についても説明が記載されていました。

鳩の脚に取り付けられた脚環の有無によって連絡先が異なるようです。

要約すると

・個人脚環が付いていない(または判別不能)→ 協会へ連絡

(迷い鳩照会専用フリーダイヤルもあるようです)

・個人脚環が付いている→ 直接所有者へ連絡

とのこと。

我が家にやってきたポッポちゃんは、個人脚環が付いており、所有者の方と思われる携帯番号と名前もしっかりと確認することが出来ています。

ということで、脚環に記載されている連絡先へ電話してみることにしたのでした。

〜続きます〜

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