2024年4月中旬、裏庭に再び現れたレース鳩を保護した記録です。
前回までの続きです。
前回記事:昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その⑫)ポッポちゃんを放鳥しました
昨年2023年11月、我が家に突然姿を現したレース鳩。
「ポッポちゃん(仮称)」と名付けて保護し、飼い主さんの元へ「ゆうパック」で発送してから、約5か月後のこと。
再び我が家に姿を現したのは、全く同じレース鳩のポッポちゃんでした。
そんなポッポちゃんを昨年同様に「ゆうパック」で発送しましたが、規定上取扱いできないとのことで、今回は我が家にいったん返送されてきました。
あらためて飼い主さん了承の下で、「放鳥」したのが前回までのお話。
今回はその後のてん末です。
その後のてん末~飼い主さんから「戻っていた」との連絡あり!
前回までの続きです。
2024年4月21日(日)午前5時5分、我が家から車で少し走ったとある河川敷にて、無事の帰宅を願いながら放鳥したレース鳩のポッポちゃん。
飛び立って姿が見えなくなるまでその行き先を目で追いましたが、最後は遠くに木々に隠れて見えなくなってしまいました。
特にケガや弱っている様子もなく、飛ぶ姿も問題はないように思われましたが、やはり途中で力尽きたり、ほかの鳥に襲われたりしないか心配です。
実際に、インターネットでレース鳩関係の話題を見てみると、放鳥したすべての鳩が戻ってくるわけでもないようです。
とにかく、無事の帰宅を祈るばかりでしたが、その日の午後7時頃、再びポッポちゃんの飼い主さんから連絡がありました。
その内容は
夕方に鳩の巣箱を確認したら、例の鳩が戻っていました
というものでした。
なんと、レース鳩のポッポちゃんは無事に飼い主さんの元へ帰ることができたようです。
今回の対応に関しては飼い主さんから御礼の言葉もありましたが、ポッポちゃんが無事に戻れたことが何よりも嬉しかったです。
今回、あらためてレース鳩の能力のすごさに驚かされました。
特に、
- 昨年と同様に我が家を覚えていて再びやってきたこと
- 放鳥したらしっかり自分の家に帰ったこと
という点が印象的でした。
また、それまで知ることのなかった「鳩レースの世界」の一端を垣間見ることができましたし、自分の手で「レース鳩を放鳥する」ということも滅多にできない貴重な経験となりました。
もしかしたら、再び鳩レースに出場したポッポちゃんと再会できるかもしれません。
できれば真っすぐ自分の家に帰ってもらいたいながらも、少し再会の日を楽しみに思うのでした。
後日談~以外にレース鳩はその辺にいる?~
2024年5月上旬、我が家の愛犬黒柴のゴンちゃんとのお散歩途中のこと。
道路わきの田んぼに1羽の鳩の姿が目にとまりました。
レース鳩のポッポちゃんの一件があってから、ますます鳩を見た際は気にするようにしているのですが、なんとその鳩の両脚には見覚えのある輪っか(脚環)が付いているではありませんか。
「ポッポちゃん?」
思わず声をかけてみましたが、こちらに警戒しているのか、少し遠くに距離を置くように離れていきました。
もちろん例のポッポちゃんではないようですが、両脚の輪っかの色や形から、レース鳩には間違いなさそうです。
鳩レースの途中で休んでいるのか、もしかしたらそのまま帰らずにこの周辺に居ついていることも考えられます。
以外に、そのようなレース鳩は身近にたくさんいるのかもしれません。
以上、レース鳩のポッポちゃんを再び保護した記録でした。