我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
鶏小屋内のアローカナの雌鶏達も子育ての時期が終了し、産んでくれる卵の数も通常の状態へ戻りましたので、今年3回目(通算9回目)となる孵卵器による孵化への挑戦です。
前回記事:我が家のニワトリ(142)〜アローカナの卵を孵卵器にセットしました(今年3回目の挑戦です)前編
孵卵器に卵をセットする前に、あらためてこれまでの挑戦の結果を振り返ってみましょう。
特に前回の挑戦(8回目)では、9個中無事に孵化した雛は2羽しかいませんでした。
可能な限り孵化する割合を高めたいので、反省・教訓を踏まえることは重要です。
ということで、前回までの記録はこちら。
参考記事:我が家のニワトリ(110)〜今年2回目となる孵卵器による孵化への挑戦〜その反省と孵化率のまとめです
孵卵器による孵化の全8回分を見てみると、
孵化した割合は52.1%
約半分は無精卵、もしくは途中まで成長しても残念ながら孵化できずに死んでしまった卵となります。
しかし、よく見ると孵化する割合も毎回異なります。
場合によっては9個中7個の卵が無事に孵化していることもありますので、やはり何らかの失敗する要素がどこかにあるのかもしれません。
特に前回(8回目)の挑戦の際は
孵化しなかった残り7個のうち、5個が途中まで成長していました。
そこで思い当たる点があります。
それは・・・、「ルンバ」(自動掃除機)です。
通常、孵卵器はキッチンの隣のパントリー奥にて床の上に置いて(前回はダンボール箱の中に入れて)置いてあるのですが、ついパントリーの扉を閉め忘れて、その中をルンバが掃除してくれていたことがありました。
ルンバが孵卵器にぶつかれば、かなりの衝撃となっていることが予想されます。
本来なら安静にしておかなければならない卵にとっては当然よくないはず。
そこで、今回の挑戦では、絶対にルンバがぶつからない安全な場所へ孵卵器を置いておくことにしました。
床の間です。
床から1段高くなったスペースですので、ルンバも絶対に上れません。
さらに、パントリーであれば物の出し入れで少し動かしたりする場合もありますが、ここなら誰の出入りもありませんので安全です。
そして、孵化に関わってくる要素と思われる温度設定です。
今回の孵卵器の温度設定は37.8℃。
今まで試したことのない温度設定ですが、これまで試した37.5℃、38.0℃のちょうど中間ということで設定しました。
スイッチを入れて温度設定をし、容器内に水(湿度を保つため)を入れて半日程度稼動させ、準備が整ったらいよいよ孵卵器へ卵をセットします。
今回孵卵器にセットする9個の卵。
それぞれ表面に産卵日を書き込んであります。
- 8月9日〜1個(青玉1)
- 8月10日〜2個(青玉1、赤玉1)
- 8月11日〜3個(青玉2、赤玉1)
- 8月12日〜3個(青玉2、赤玉1)
全ての卵が無事に孵化してくれることを祈りながら上蓋を閉めます。
自動転卵機能が働くように、卵を入れた枠に上蓋に着いた棒がはまるように確認しながら蓋をしましょう。
孵卵器へ卵をセットした日時を記入したテープを上蓋に貼って作業終了!
ニワトリの孵化までの日数は21日。
予定日は3週間後の9月2日(水)です。
元気な雛が孵化しますように!