我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
先月となる10月15日(木)にスタートした
今年5回目(通算11回目)となる孵卵器による卵の孵化への挑戦。
前回の続きです。
前回記事:我が家のニワトリ(193)〜今年5回目の孵卵器で温めていた卵からひよこが孵化しました(その①)
孵化予定日は21日後の11月5日(木)。
その2日前となる11月3日に転卵を停止したのですが、その日の夕方には
「端打ち(はしうち)」が始まりました。
孵卵器の中からはピーピーという鳴き声がし、卵にはヒビが入り始めました。
こうなると、半日もすれば雛が孵化してもおかしくはありません。
そうして待っていたところ・・・・
11月4日(木)〜孵化予定日の1日前〜
端打ちを確認した翌朝、起床してすぐに孵卵器を確認したところ、
孵卵器の中には雛の姿がありました!
しかも1羽ではなさそうです。
そっと孵卵器の上ぶたを開けてみると・・・・
なんと雛は4羽!
1〜2羽くらいかと思いきや、一晩で4羽が孵化していました。
毛の乾き具合から、3羽は孵化してからしばらく経っており、1羽はつい先ほど孵化したばかりのような感じです。(孵化したばかりの雛は毛が濡れています。)
孵化した雛については、このまま孵卵器にいれ続けておくことは本来はしないのですが、
今回はあえてもうしばらくそのまま孵卵器にいれ続けてみます。
というのも、これまでの経験から
- ①孵化してしばらく慣れるまでは、温度・湿度がそのままの方が良いのでは?
- ②ひよこが同じ孵卵器内にいることによって、孵化を待つ他の卵にも良い影響があるのでは?
と感じることがあったからです。
①については、特に重要。
ひよこは寒さが苦手です。特にこの時期は朝夕の寒さが厳しくなっており、室内でも春〜夏に比べると気温が低くなっているため、少しでも孵化してからの雛への負担が少ないほうが良いと思われます。
②については、先に孵化した雛が孵化しようとしている雛を助けることもあるとのこと。
これまでも、ヒビが入って孵化直前まできたのに、途中で力尽きて孵化できずに死んでしまった雛も見てきました。
親鶏が温めている場合は、適度に卵の殻を割って上げるなど助けることもあるそうですが、孵卵器の場合はそうはいきませんし、極力人の手はかけないようにしています。
そうした中で、先に孵化した雛が孵卵器内を適度に移動することにより、他の卵の孵化を促すことになるのでは?
以上の点から、今回は、孵化したひよこを半日程度は孵卵器に入れておくことにしたのでした。
同日夕方
11月4日(木)夕方。
改めて孵卵器の様子を確認したところ・・・
さらに2羽の雛が孵化していました!
合計で6羽の雛が孵卵器の中で元気に動き回っています(笑)
しかも、今回は久しぶりに「黒色」の雛も孵化していました。
この黒色雛は、ビニールハウス内にて鶏小屋とは別に飼育していた茶色雌鶏の卵から孵化した雛に間違いありません。
(この茶色雌鶏も、ひよこの時は黒色でした)
ということで、9個中6個の卵が無事に孵化し、孵卵器も狭くなりましたので、雛たちを別の育雛箱へとお引っ越しです。
続きます〜