我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
前回の続きです。
前回記事:我が家のニワトリ(398)〜鶏小屋内にて事件!恐れていた「尻つつき」が発生しました(中編)
今回も4月上旬に発生した事件のお話です。
我が家の鶏小屋にて、恐れていた「尻つつき」が再び発生しました。
残念な事態となりましたが、今後の参考とするため、記録として残します。
前回までの様子
2022年4月6日、午後4時30分頃のこと。
毎日の日課として、アローカナの鶏小屋の様子を確認したところ、異常事態に気付きました。
1羽の雌鳥がもう1羽の雌鳥の尻を突いている姿。
これは紛れもなく「尻つつき」の悪癖です。
急いで、家族とともに、鶏小屋の中に入って突いていた雌鳥(加害雌鳥)と突かれていた雌鳥(被害雌鳥)をそれぞれ隔離・保護しました。
これまで、メインの鶏小屋内にいた9羽はそれぞれケンカをすることも無く、仲良く暮らしているように思えました。
しかし、実際にこうして「尻つつき」は発生してしまったのです!
これまで、害獣(野良猫)や熱中症などにより、我が家のアローカナも落鳥の悲しい目に遭いました。
しかし、同じで落鳥でも「尻つつき」は少し状況が違います。
同族同士で傷つけ合い殺してしまう「尻つつき」。
害獣や熱中症なら、ある程度対策が立てられますが、いつ発生するかわからない「尻つつき」は正直対策が立てられません。
まずは、被害に遭った雌鳥の回復を祈ります。
※尻つつき対策として、生まれてすぐに「くちばしを切り落とす」という対策もあるようですが、それはさすがに我が家には無理そうです。。。
残念ながら被害雌鳥は落鳥となりました
その翌日、2022年4月7日。
前の日に尻つつきの被害に遭った雌鳥は、その日の午前中までにはまだ息もありました。
写真に向かって中央上の隔離用の小屋内の1羽が被害の雌鳥。
向かって左上の隅に写っている黄色い箱の中には加害雌鳥がいます。
この時点では生きていた雌鳥ですが、その日の夕方には虫の息に。
そして、翌日には残念ながら落鳥となってしましました。
その日の様子はこちら。
やはり生き物を飼うことは難しいとあらためて実感です。
「尻つつき」の原因は?
こうして、残念ながら我が家の雌鳥は全部で9羽となりました。
もちろん、加害雌鳥は同じ鶏小屋でも再び他の雌鳥を襲う可能性があるため隔離のまま。
一緒にすることはもうできそうもありません。
しかし、あらためて「尻つつき」の原因は何なのか、今後のためにも振り返る必要がありそうです。
そこで自分なりに考えてみた結論がこちら。
- ①春になって産卵数が増加した(出血の回数が増えた)
- ②野ざらし産卵のままにしていた
①はそのとおりで、4月に入って産卵数が増加したため、産卵時は多少の出血を伴いますが、その割合が雌鳥の中でも増えるために「尻つつき」が発現してしまったというもの。
そして、今回特に気にしているのが②。
産卵箱を取り払ってしまったため、アローカナたちが野ざらしのまま産卵をしていたということです。
本来ならば、産卵箱を入れてあげ、その中で産卵するのが望ましいのですが、この時はちょうど産卵箱を取り上げていました。
アローカナたちは産卵箱がないため、そのまま野ざらしのままで産卵をしていたのです。
このため、産卵時に無防備なため、尻つつきの被害に遭いやすくなってしまった、つまり、結果的には「尻つつきを発現しやすくさせてしまった」というものです。
もちろん、あくまでも推測です。
しかし、ニワトリ関係の記事の中で、「産卵箱」の重要性の中に「尻つつき」を防ぐというものを見た記憶もあります。
やはり産卵箱は重要だったのかもしれません。
すこしでも被害の可能性を減らすため、再び鶏小屋の中には産卵箱を入れました。
ということで、4月上旬に発生した「尻つつき」。
残念ながら、1羽の雌鳥が落鳥となってしまいました。
気を落としながら、残ったアローカナたちを大切に育てていこう!
そう思った矢先、再び新たな悲劇が起きるのでした。。。。
〜続きます〜