2021年もヒョウタンを作ります。
今年も無事に収穫まで行き着いた我が家のヒョウタン。
今回は、工芸用などに使用するための仕込みを行いました。
前回まで(〜収穫)
今年も種から育てた我が家のヒョウタン。
無事に実を収穫したのは、今から1週間ほど前となる9月5日(日)。
今年は、大小あわせて9個(ヒョウタンの形が整ったものは8個)のヒョウタンを収穫することができました。
前回記事:2021年もヒョウタン作りにチャレンジです(その⑲)〜いよいよヒョウタンの収穫です(後編)
といっても、ヒョウタンは収穫しただけでそれで終わりではありません。
この後、工芸用などで楽しむヒョウタンにするためには、ある程度の加工作業が必要です。
ということで、今回は、その仕込みの様子です。
ヒョウタンの加工(仕込み)
収穫をしてから8日後となる2021年9月13日(月)。
いろいろと忙しく、しばらくヒョウタンから離れていたのですが、収穫後そのまま放置しておいたところ、表面にカビが生えたり、腐り始めたヒョウタンも出てきてしまいました。。。
そんな状況もあって、慌ててヒョウタンの仕込み作業を開始です。
今回の、主な工程は、
- 工程① ヒョウタンの先端を切る
- 工程② ドリルで穴を開ける
- 工程③ 水に浸ける
というもの。
特に難しい作業でも何でも無いので、早くやっておけば良かったのですが、後悔先に立たず。。。
来年もヒョウタンを作る場合は、収穫〜仕込みは一気にやった方が良いということを心に留めておきましょう(笑)
放置しておいたヒョウタン
工程①〜ヒョウタンの先端を切る
ということで、まずは工程①から。
ヒョウタンの先端(ツルにつながっていた部分)をノコギリを使って切り落とします。
手を切らないように気をつけましょう。
先端を切ります
工程②〜ドリルで穴を開ける
次は、先ほど切り落とした先端から電動ドリルを使って穴を開けます。
ヒョウタンのサイズからドリルの口径を上手く調整し(サイズは直径1cmほど)、先端から一気に穴を開けます。
ヒョウタンもだいぶ熟していたようで、簡単に穴を開けることができました。
ドリルで穴を開けます
工程③〜水に浸ける
最後は、容器に水を張ってヒョウタンを沈めます。
開けた穴に水が入るように空気を抜きながら、ヒョウタンを浸していきます。
結局全部で9個収穫したのですが、カビや傷みがひどいヒョウタンはやめて、
今回は全部で6個のヒョウタンを仕込みました。
水に浸します
もちろん、ヒョウタンにも浮力があるため、自然と浮いてきてしまいます。
そのため、重しをかぶせて、完全に水に沈むようにします。
側溝のフタを利用して完全にヒョウタンを容器の中に沈めました。
ここから、しばらく(10日間〜ほど)ヒョウタンを水に浸して中身を腐らせます。
中身が腐ったら、中の種を掻き出して、表面の皮を剥いで、水にさらして、乾燥させて・・・といった工程が控えているのですが、それは次の機会にて。
この、ヒョウタンを腐らせるという作業がとても辛いのです。。。。
腐ったヒョウタンの臭いは、それは強烈・・・
悪臭がものすごく、心が折れそうになります。。。。
中には、ヒョウタンの実をバイオの力で悪臭がほとんどなく加工できるという商品もあるようですが、我が家では最も一般的な方法(悪臭がする方法)で今回も挑戦します。
果たして、今回は心が折れずに澄むでしょうか?
まずは、水に浸したヒョウタンをしばらく放置です〜
以上、ヒョウタンの仕込みでした。