2021年は、裏の畑でハックルベリーを栽培してみました。
余っていた苗をいただいて育てたハックルベリー。
9月中旬となり、いよいよ収穫の時期。
試しにジャムを作ってみます。
前回まで
前回の続きです。
前回記事:自家製のハックルベリー(その①)〜我が家で栽培中のハックルベリーも収穫の時期です
近所の農家さんから余った苗をいただいて育てたハックルベリー。
栽培するのは今回が初めてでしたが、思いのほか順調に苗も育ち、9月中旬でいよいよ収穫の時期となりました。
見事に黒紫色に育ったハックルベリーの実。
軽く潰すと、濃い黒紫色のインクのような汁が出てきます。
見た目は美味しそうですが、ハックルベリーはブルーベリーなどのように、このまま生食で食べることは出来ません。
また、未熟な実や茎、ガクの部分などには「ソラニン」という有毒成分が含まれていることから、そこは気をつけなければならないようです。
しかし、一方でハックルベリーには
アントシアニンがブルーベリーの5倍以上!
も含まれており、眼には良い果物とのこと。
これは、食べるしかありません(笑)
生食が出来ない以上、最もポピュラーな調理方法はジャムにすること!
ということで、収穫したハックルベリーでジャム作りです〜
ジャム作りに挑戦!
ジャムを試しに作ります
まずは、お試しのジャム作りです。
今回用意した材料はこちら。
- ハックルベリー 800g
- 砂糖 400g
- 塩 少々
- レモン汁 適量
- 重曹 大さじ1
試しにある程度のハックルベリーを収穫したので、その量を基準に材料をそろえてみました。
早速、ジャム作り開始です!
ハックルベリーの準備
まずは、収穫したハックルベリーがこちら。
水で洗って、茎やガクの部分を丁寧に取り払います。
ソラニンという有毒成分が含まれているということで、念入りに取っていきます。
今回収穫したハックルベリー
ハックルベリーのあく抜き
続いて、大鍋に水をいれてハックルベリーを煮ます。
まずは煮ます
沸騰させたら、あく抜きのため重曹を大さじ1入れて、15分ほど煮ます。
重曹を入れた瞬間に緑色の液体へと変わります。
中々見応えがある瞬間です(笑)
重曹を入れます
ハックルベリーを水洗い
15分ほど煮立てたら、一度ハックルベリーをザルでこします。
強烈な緑の液体に中々驚かされます。
ザルでこして水洗い
何度か水洗いします。
ゴミなども丁寧に取ります
砂糖などを入れて煮詰める
洗ったハックルベリーを再び鍋に入れます。
そこに、用意しておいた
- 砂糖 400g
- 塩 少々
- レモン汁 適量
を入れてハックルベリーと馴染ませます。
砂糖、塩、レモン汁を入れます
スプーンで馴染ませていくと・・・
馴染ませます
ハックルベリー自体から水分が出てきます。
あとはこれを煮詰めていきます。
中火〜弱火で焦げないようにじっくり水分を飛ばしていきます。
煮詰めます
ハックルベリーのジャム完成!!
完成!
試食
ということで、完成したハックルベリーのジャム。
今回準備した材料で、このぐらいの容器一杯分となりました。
手作りヨーグルトにかけて試食してみましたが、苦みなども無く、独特の味わいで美味しく出来上がりました。
家族全員が大満足。この量ではあっという間に無くなりそうです(笑)
比較的簡単に作ることができるので、ハックルベリーのジャム作りは何度か楽しめそうです。
ヨーグルトにかけて試食
ということで、今回は初めて収穫したハックルベリーでのジャム作りでした。
まだまだ畑には収穫していないハックルベリーの実がたくさん。
ジャムやお菓子作りなど、今シーズンはまだまだハックルベリーで楽しめそうです〜
次回記事:自家製のハックルベリー(その③)〜2回目となるハックルベリーのジャム作り