2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回までの続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました㉒〜孵化したツバメの雛がついに巣立ちました(前編)
2022年5月下旬、孵化して順調に育っていた雛を害鳥に襲われて失ったツバメの夫婦。
新たに巣作り、抱卵、そして雛が無事に孵化したので、害鳥対策のため防獣ネットを設置しました。
その後、順調に雛たちは育ち、いよいよ巣立ちの時です。
前回までの様子(〜2022年7月15日)
孵化してから順調に育った我が家のツバメの雛たち。
2022年7月15日時点で、孵化してから約23日となりました。
- 2022年6月8日(水)・・・本格的に抱卵開始?
- 2022年6月22日(水)・・・巣にエサを運ぶ親ツバメの姿を確認(孵化か?)
- 2022年6月28日(火)・・・待望の雛の姿を確認!
- 2022年7月15日(金)・・・順調に5羽が成長中(孵化から約23日)←前回まで
一般的に、ツバメの雛は孵化してから約21日(3週間)程度で巣立ちとなります。
我が家の雛たちも、そろそろいつ巣立ってもよい時期です。
7月15日の午前5時の時点では、まだ5羽とも巣にいましたが、いよいよ巣立ちの時が近づいてきたので、その記録です。
ついに雛の巣立ち〜2022年7月15日〜
2022年7月15日(金)、この日は孵化したと思われる日から数えて23日目。
午前5時の時点では、まだ雛は5羽とも巣におり、親ツバメがエサを運ぶのをピーピーと鳴きながら待っている状況でした。
しかし、ついにその時がやって来ました。
この日の午後には、5羽のうち4羽が巣から飛び立っていたのです。
ようやく訪れた巣立ちの時。
小さい卵から孵化した雛も約3週間で空を飛べるようになるというのが凄いです。
と、その後しばらくして再び巣を見てみると・・・
午後5時、1度巣立った4羽が再び巣に戻っていました(笑)
残りの1羽が気になったのか、はたまた、疲れたのでまた巣に戻ったのかはわかりませんが、朝と同じ状況で5羽仲良く並んでいました(笑)
ちなみに、巣立ったのを確認したので、それまで設置していた害鳥対策用の防護ネットは取り外しています。
さすがに、これぐらい成長すれば害鳥に襲われることもないでしょうし、子ツバメたちも飛び立ちにくいだろうという判断です。
それにしても、こうして大きい図体の子ツバメたちが巣に5羽並んでいるのは何とも愉快な光景です。
5羽全員が無事に巣立ち〜2022年7月16日〜
2022年7月16日(土)、雛が孵化してから約24日目。
午前4時の時点で巣を確認すると、前日夕方からかわらずに巣には5羽の子ツバメたちがいました。
あたりでは、親ツバメと思われる2羽のツバメがピーピーと鳴きながらいったきりきたり。
「あなたたちは飛べるんだから、早く巣からでなさい」と、促しているようです。
それから約1時間後の午前5時過ぎ、我が家の愛犬黒柴のゴンちゃんのお散歩を終えて戻ってきてみると・・・
巣からは4羽が飛び立っており、玄関の上で休んでいるのを確認。
その隣には、親ツバメが1羽子ツバメたちを見守る様子が確認出来ました。
どうやら、巣に残った残りの1羽の巣立ちをみんなで見守っているようです。
5兄弟のうち、最後まで巣に残った最後の1羽。
中々飛び立つ踏ん切りがつかない様子。
見かねた親ツバメもエサを運びながらも巣立ちを促しています。
5羽もいれば、中にはこういう小心者?の性格のツバメもいるのかもしれません(笑)
そんな最後の1羽でしたが、ついに巣立ちの時がやってきました。
午前7時過ぎ、再び巣を確認すると、そこには最後の1羽の姿はありません。
どうやら、無事に最後の1羽も巣立ったようです。
こうして、2022年7月16日、5羽全員の巣立ちを確認することができました。
自由に空を飛べることを知った子ツバメたち。
まだまだ親ツバメのように上手に飛ぶことはできませんが、これからじっくりと飛び方やエサの捕り方を親ツバメと一緒に学んでいきます。
庭先の電線の上には、巣立ったばかりかと思われる子ツバメたちの姿が見えました。
彼らを育てた親ツバメたちは、最初の雛を残念ながら害鳥被害により失ってしまいました。
しかし、そこから再び巣を作りこうして無事に5羽の雛を巣立ちまで育てあげたことには敬意の念しかありません。本当にお疲れ様でした!
そして、残ったツバメの巣。
毎日のように眺めてきただけに、雛の姿がなくなるのは少しさみしい気もしますが、無事に巣立った子ツバメたちが成長して再び来年以降も我が家に戻ってくることを想像すると、それも楽しみです。
こうして、無事に5羽全員が無事に巣立つのを確認することが出来ました。
しかし、我が家には、まだ子育て中のツバメの巣があるのです!
そちらも引き続き観察を続けていきたいと思います〜