2022年も我が家にやってきたツバメたち。
前回の続きです。
前回記事:2022年、今年もツバメがやってきました㊷〜9月になりツバメたちは旅立ったようです(その③)
今年もあっという間に9月となり、いつの間にか姿を見なくなったツバメたち。
今頃群れで南方へと旅をしているのでしょうか?
そんな今年のツバメたちの様子をあらためて振り返ってみました。
今シーズン(2022年)のツバメたち
2022年7月〜ツバメたちの子育て〜
2022年7月4日、害鳥に雛を奪われて新たに巣作りから子育てを開始したツバメの夫婦。
その巣で雛が孵化したと思われる日から数えて12日目となりました。
最初の頃は、巣の外側からよく見えなかった雛の姿ですが、この頃になると、いつでも巣には雛の可愛い顔が見えるようになりました。
ツバメの巣もそれほど大きいわけではありませんが、それでもギュウギュウに見えるのは、雛の数が多いため。
巣にいる雛の数は、なんと5羽!
ようやく、はっきりと巣に何羽いるかわかるようになりました。
それでも、みんな親ツバメが運ぶエサを我先にと食べようとするため、巣の中では戦いが繰り広げられています。
同日である2022年7月4日、午後5時頃のもうひとつの巣の様子。
こちらは、2組目のツバメの夫婦が雛の巣立ちを見送って新たに巣作りを開始した巣です。
この巣が、今シーズンで最後となるツバメの巣となりました。
雌のツバメは、ほぼ変わらず巣の中で卵を温め続けています。
もちろん、まったく飲まず食わずというわけにはいかないので、時折短時間でエサを食べに出かけることはありますが、巣の様子を観察するとほぼ卵を温めている姿を見ることができ
2022年7月12日、孵化したと思われる日から20日となりました。
つい最近までは、毛も灰色で小さかった雛たちですが、いつの間にか親ツバメと同じ姿になっていました。
黒い頭にくちばしの下の赤いエプロン、お腹は真っ白。
もはや雛の頃の面影はありません(笑)
2022年7月15日(金)、この日は孵化したと思われる日から数えて23日目。
午前5時の時点では、まだ雛は5羽とも巣におり、親ツバメがエサを運ぶのをピーピーと鳴きながら待っている状況でした。
しかし、ついにその時がやって来ました。
この日の午後には、5羽のうち4羽が巣から飛び立っていたのです。
ようやく訪れた巣立ちの時。
小さい卵から孵化した雛も約3週間で空を飛べるようになるというのが凄いです。
と、その後しばらくして再び巣を見てみると・・・
午後5時、1度巣立った4羽が再び巣に戻っていました(笑)
2022年7月16日(土)、雛が孵化してから約24日目。
午前4時の時点で巣を確認すると、前日夕方からかわらずに巣には5羽の子ツバメたちがいました。
あたりでは、親ツバメと思われる2羽のツバメがピーピーと鳴きながらいったきりきたり。
「あなたたちは飛べるんだから、早く巣からでなさい」と、促しているようです。
そんな最後の1羽でしたが、ついに巣立ちの時がやってきました。
午前7時過ぎ、再び巣を確認すると、そこには最後の1羽の姿はありません。
どうやら、無事に最後の1羽も巣立ったようです。
こうして、2022年7月16日、5羽全員の巣立ちを確認することができました。
一方こちらは、今シーズン最後となるツバメの巣の様子。
2022年7月17日、雛が孵化したと思われる日から数えると8日目頃。
朝方は巣の外から雛の姿は見えなかったのですが、時間をずらしてお昼前頃にそっと確認してみると、今度はツバメの雛の頭がはっきりと見えました。
巣には少なくとも3羽のツバメの雛がいるようです。
頭はまだ薄い灰色ですが、黄色い大きなくちばしが特徴的。
普段はジッと静かにしているのですが、親ツバメがエサを運んでくると、我先にとピーピー口を開けてエサをねだります。
2022年7月29日、孵化したと思われる日から20日目となりました。
(実際には巣の中の様子を確認したわけではないため、孵化した日というのはあくまでも雌のツバメから推測した日です。)
この日、待ちに待った巣立ちの時がやって来ました。
この日の早朝、午前4時30分頃、目が覚めてから朝1番でツバメの巣の様子を確認したところ、なんと巣には2羽の子ツバメしかいません!
子ツバメたちは全部で4羽なのですが、どれだけ確認しても、やはり巣には2羽しかいません。
ということは、残りの2羽は先に巣から飛び立ったようです。
午前5時すぎ、いつの間にか、ツバメの巣には子ツバメが1羽だけになっていました。
残り3羽は先に巣を離れ、最後の1羽です。
4羽もいれば、性格もそれぞれちがうのでしょうか?
1番臆病な、もしくは用心深い性格の子ツバメが最後に残ったのかもしれません。
しかし、心配することもなく、最後の1羽もこの日の内に無事に巣立つことが出来ました。
午後6時には、完全に空になったツバメの巣。
この前日には、4羽がギュウギュウになって巣の上にいたのですが、それも嘘のように静かになりました。
子ツバメの巣立ちを見送るのも多くなりましたが、それでもこの物寂しさは毎度のこと。
しかし、無事に成長して巣立つことは喜ばしいことにはかわりありません。
さらに元気に育ってくれることを祈るばかりです。
2022年7月31日、4羽の子ツバメたちの巣立ちを確認した2日後。
その前日はまったく姿がなかった子ツバメたちですが、この日は早朝から姿を確認することが出来ました。
午前6時、気持ちの良い青空の下、庭先の電線に止まって休む5羽のツバメの姿がありました
さらに、少し離れたところにはもう1羽のツバメの姿も。
様子を見てみると、4羽のツバメは一昨日に巣立ったばかりの子ツバメで、残りは彼らの親ツバメのようです。
この後しばらくすると、ツバメたちは飛び始めましたが、
巣立ったばかりの子ツバメは親ツバメに比べると飛び方がまだ幼い感じ
です。
さらには、兄弟で追いかけっこして遊ぶように飛んで楽しんでいるような姿も見ることが出来ました。
こうやって飛び方を練習しながら成長していくのでしょう。
ということで、今シーズン(2022年)7月中の様子を振り返りました。
あらためて振り返ってみると、7月もツバメのイベントは盛りだくさんであっという間に過ぎてしましました。
そうして、いよいよ8月へ突入です。
〜続きます〜