2024年4月中旬、裏庭に再び現れたレース鳩を保護した記録です。
前回の続きです。
前回記事:昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その①)~昨年の記録より~
昨年2023年11月、我が家に突然姿を現したレース鳩。
どうやら道に迷ったのか、あるいは疲れてたどり着いたのか、しばらく我が家にいましたが、無事に飼い主のもとへと帰ることができました。
わが家にいる間は、ポッポちゃん(仮称)と呼んでいましたが、そんなポッポちゃんが、なんと再び我が家にやってきたのでした。
まずは、昨年の記録を振り返ります。
昨年(2023年)の記録より
2023年11月に姿を現したレース鳩
前回の続きです。
2023年11月中旬に、我が家の裏庭に突然姿を現した妙に人懐っこい鳩。
脚には輪っかをはめており、なんとかそれを読み取って調べてみました。
まずは、伝書鳩から調べてみたのが、
一般社団法人日本伝書鳩協会
のWebサイト。
しかし、脚環に記載されている文字列から、どうやらこちらに登録されている鳩ではなさそうです。
そこから調べてみたところ、同じようにレース鳩を扱う協会でも、もうひとつ
一般社団法人日本鳩レース協会
という協会があることが分かりました。
これまで、鳩のレース競技というものがあるということは聞いたことがありますが、まさか
「伝書鳩協会」と「鳩レース協会」
という2つの協会があり、それぞれが独立してそれぞれの競技を行っているとは初めて知りました。
世の中には、まだまだ知らない世界がたくさんあるということです。。。
さっそく、この一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを確認してみると、ずばり、
我が家にやってきた鳩の脚環に示されている文字が、こちらの協会登録の鳩ということが確認出来ました。
レース途中に迷い込んだポッポちゃん?
両脚に取り付けられた脚環から、我が家に突然現れた鳩(愛称ポッポちゃん)の正体は、
「社団法人日本鳩レース協会」
に登録されている、立派なレース鳩であることが判明しました。
さらに、鳩レース協会のWebサイトを見ていくと、脚環に示されたアルファベットから、
この鳩が所属する地区連盟がどの県のどの地域か
ということも判明しました。
また、このWebサイトでは、全国でどのようなレースが開催されているかというスケジュールも閲覧することができ、そこから、
いつ頃、どこで放たれたか?
もおおむね推測することができました。
このポッポちゃんが我が家に姿を現したのは、2023年11月22日のこと。
この日以前に、某県で放たれた大会がありました。
さらにポッポちゃんが登録されている地区連盟のある県とのちょうど中間あたりに我が家があります。
そこから、
ポッポちゃんはレース途中に、偶然我が家に立ち寄った可能性が大
ということがわかりました。
まずは様子を見てみることに
まずは、一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを再度確認します。
その中で「迷い鳩を保護したら」というページに、このようなケースに出会ったらどうすればよいかの案内が記載されています。
レース鳩は帰巣本能が優れています。外敵(猛禽類など)から身を守るため避難していたり、体力の回復を得るために休んでいたりする場合があります。鳥が元気であれば、鳥を放してください。(一般社団法人日本鳩レース協会HPより)
このとおりであれば、我が家にやってきたポッポちゃんは、怪我や病気の可能性はほぼないので、
外敵から身を守るか体力回復のために休んでいる
という状態でしょうか?
しかし、姿を見せてからすでに数日がたち、一向に自分の家へ帰ろうとする雰囲気はありません。
もしかしたら、美味しいえさがもらえる快適な場所と思い込んでいる節もあります。
迷い鳩を保護したら〜協会Webサイトより〜
あらためて、一般社団法人日本鳩レース協会のWebサイトを確認すると、連絡先についても説明が記載されていました。
鳩の脚に取り付けられた脚環の有無によって連絡先が異なるようです。
要約すると
・個人脚環が付いていない(または判別不能)→ 協会へ連絡
(迷い鳩照会専用フリーダイヤルもあるようです)
・個人脚環が付いている→ 直接所有者へ連絡
とのこと。
我が家にやってきたポッポちゃんは、個人脚環が付いており、所有者の方と思われる携帯番号と名前もしっかりと確認することが出来ています。
ということで、脚環に記載されている連絡先へ電話してみることにしたのでした。
~続きます~