2024年4月中旬、裏庭に再び現れたレース鳩を保護した記録です。
前回までの続きです。
前回記事:昨年と同じレース鳩を再び保護しました(その⑦)2024年4月、同じ鳩との再会です2
昨年2023年11月、我が家に突然姿を現したレース鳩。
どうやら道に迷ったのか、あるいは疲れてたどり着いたのか、しばらく我が家にいましたが、無事に飼い主のもとへと帰ることができました。
それから約5か月後の2024年4月11日、全く同じレース鳩との再会となったのでした。
帰る様子の見られないポッポちゃん
前回までの続きです。
わが家に再びやってきたレース鳩のポッポちゃんの記録です。
2024年4月16日
2024年4月16日、午前6時。
ポッポちゃんが我が家に再びやってきた日から4日目となりました。
4月も中旬を過ぎると、日の出もだいぶ早くなり、午前6時でもすっかりとあたりは明るくなっています。
夕方にはいつの間にか姿が見えなくなるレース鳩のポッポちゃんですが、裏庭を確認してみると、すでにポッポちゃんはまるでこちらを待っていたようにそこにいるではありませんか。
しかも、こちらに気が付くと「クックー」と低い声を出しながら寄ってきます。
まるで、
「お腹がすいたからエサをちょうだい」
と言っているかのようです。
やたらにエサをあげるのもどうかとは思いますが、体力を回復して飼い主さんの元へと無事に帰ってもらうためにも、アローカナのエサをおすそ分け。
鶏小屋の前にエサを置くと、すぐにやってきて目の前でおいしそうに食べていました。
2024年4月17日
2014年4月17日、午前6時。
ポッポちゃんが姿を現してから5日目の朝。
前日夕方にはやはり姿が見えなくなっていましたが、この日も朝からこのとおり。
ここに来ればエサがもらえるとわかっているのでしょう。
しっかりと鶏小屋の前でこちらが来るのを待っていました。
もはや、ここが自分の居場所だといわんばかりのポッポちゃん。
ここまで人馴れしていると愛情も沸いてきますが、それでもポッポちゃんの居場所はここではありません。
やはり自分の元居た場所に帰ってもらうのが一番です。
なによりも心配なのが、この周辺にうろついている飼い猫・野良猫、そして野生動物の類です。
わが家では過去にアローカナを猫やイタチに襲われている経験もあるだけに、いかに空を自由に飛べるレース鳩とはいえ、不意を突かれて襲われやしないかと心配です。
特にエサを食べているときのポッポちゃんはかなり無防備な様子。
そっと近づいてくる猫などに襲われる可能性は決してゼロではありません。
ということで、その心配が現実となる前に昨年11月と同じようにいったんポッポちゃんを保護することにしました。
人馴れしているポッポちゃんはエサを食べているときにそっと手を伸ばせば簡単に捕まえることができます。
昨年同様にケージに入れて安全な屋内で過ごしてもらいます。
こうして、保護したレース鳩のポッポちゃん。
あらためて、昨年同様に飼い主さんへ連絡をすることにしたのでした。
~続きます~