2023年も我が家にやって来てくれたツバメたちの記録です。
前回までの続きです。
前回記事:2023年、今年もツバメがやってきました㊵〜3組目の子育ての様子(⑦)
2023年、我が家で3組目となるツバメたちの子育ての記録です。
あっという間に大きく成長した子ツバメたちは、いよいよ巣を飛び立つときです。
3組目の子ツバメたちの巣立ち
2023年8月16日〜抱卵開始39日目〜ついに巣立ち!
2023年8月16日、産卵・抱卵がスタートしてから39日目。
この日、ついに子ツバメたちが巣から一歩外へ踏み出すときがやって来ました。
午前5時、すっかりと大きくなった子ツバメたちが、巣の縁にとまって飛び立つタイミングを見計らっている様子です。
あたりでは、親ツバメたちがしきりにピーピー鳴きながら飛び回り、巣立ちを促しています。
この光景は、毎回巣立ちの時期に見られる様子です。
そして遂に、1羽が目の前で巣を飛び立ちました。
飛び方はまだまだぎごちないですが、それでも立派に空を飛んでいます。
それを見送る2羽の子ツバメ。
なんとも羨ましそうな?様子です。
この巣には4羽の子ツバメがいたはずなので、すでに先に飛び立った子ツバメもいたようです。
あとは1羽を残すのみ!
1時間ほど時間をおいて再び巣の様子を見てみると、残っている子ツバメは1羽のみでした。
毎回子ツバメたちの巣立ちの様子を観察していると、それぞれに性格の違い?のようなものがあることがわかります。
最後まで残る子ツバメは、臆病か慎重な性格なのかもしれません。
夕方〜再び巣に戻り
同日午後6時。
あたりはまだ明るいのですが、巣には飛び立った3羽が戻ってきていました。
巣を飛び立ったといっても、まだしばらくはこうして夜の間や疲れたときは巣に戻って休みます。
やはり住み慣れた場所は居心地がよいのかもしれません。
2023年8月17日〜抱卵開始40日目〜全員の巣立ちを確認!
2023年8月17日、産卵・抱卵がスタートしてからちょうど40日目となるこの日、前日は飛べなかった最後の1羽が巣を飛び立つのを確認することが出来ました。
午前5時30分、残りの兄弟たちは先に巣を飛び立ちましたが、最後まで残った1羽。
周囲では親ツバメが応援するように鳴きながら飛び回っています。
そうしてみていたところ、ついにその時がやって来ました。
覚悟を決めた子ツバメが、巣から飛び立ちました。
とりあえずは、数メートル先の玄関扉の上ですが、飛べたことには変わりありません。
そしてその後、よちよち歩きといった感じではありますが、空を舞うことができました。
あとに残ったのは、誰もいなくなったツバメの巣。
少しさみしい感じもしますが、今しばらくは子ツバメたちの羽を休める場所として活躍してくれます。
〜続きます〜