我が家の冬場の楽しみのひとつ、薪ストーブ。
前回の続きです。
前回記事:我が家の薪ストーブ(その90)〜2023年も薪ストーブを楽しみます(その②)
秋が深まり肌寒くなってくると楽しみになるのが薪ストーブ。
9月までの残暑も秋分の日を過ぎるとあっという間に秋らしくなりました。
10月に入り肌寒くなってきたため、いよいよ今シーズンも薪ストーブが活躍するときがやってきました。
本体を確認し、必要な道具も準備。
いよいよ今シーズン初の火入れです。
今シーズン(2023〜)初の火入れ
燃料となる薪の準備
2023年10月9日(月)、例年よりは少し早いですが、いよいよ今シーズン(2023〜)初の薪ストーブです。
薪ストーブに必要な燃料は、当然「薪」。
お世話になっている近所の果樹農家さんから、毎年剪定して不要となった果樹をいただいているので、燃やす薪はたくさんあります。
果樹農家さんにとっても、自宅で薪を燃やすなどの用途もないため、もらってもらった方が助かるとのことで、お互いにWIN WINの関係です。
ということで、あらかじめもらっておいた薪を軒下へと運びます。
昨年までは、薪ストーブの脇にログスタンドを設置して、すぐに薪をくべることができるように必要な分を積んでおきましたが、それも面倒となり(笑)、こうして軒先の雨が当たらない場所にカゴに入れて置くだけにしました。
こうすることの1番の利点は、薪に紛れ込んでいた虫などが家の中にあまり入らないこと。
外に乾燥させておいた薪には、いろいろな虫が住んでおり、寒いときはそれほど目立たないのですが、屋内の暖かい環境に置かれると活発に活動を開始します。
ですから、なるべく虫が家の中に入らないように、使う分だけ薪ストーブにくべるようにします。
薪をくべていよいよ着火
薪の準備ができたら、薪ストーブへ薪をくべます。
薪ストーブを使い始めた当初は、いろいろと手探りで効率の良い火の付け方を試したりしましたが、こちらも何年か使用して慣れてくると、良い意味で適当になってきます。
要は、ポイントさえ抑えれば、簡単に火が付くということです。
そのポイントは「空気の流れる道を作ること」。
ということで、我が家ではだいたいこんな感じに薪をくべていきます。
左右に少し太めの薪を置いて・・
焚き付け用の段ボール紙と小枝をかぶせます。
空気弁は全開にして、段ボール紙に火を付けます。
薪ストーブの扉は軽く開けておくのもポイントです。
火が付くことで薪ストーブ内で自然に上昇気流が生まれます。
暖かい空気は煙突をつたって上に昇り、少し開けた扉からさらに空気が供給されて火力が上がっていきます。
ある程度火が強くなってきたら、扉を締めます。
そこから火の様子をみつつ、中ぐらいの薪、太めの薪とサイズを大きくしていきます。
あとは、薪を追加する量や、空気弁で火力を調節します。
これも、何年も使用していると、自然に出来るようになってきます。
スイッチひとつで温度設定ができるエアコン等の暖房器具に比べれば面倒な感じもしますが、それも慣れてしまえば問題ありません。
むしろ、実際の火の暖かさを知ってしまったら、他の暖房器具には戻れないほどの魅力があります。
ということで、無事に最初の火入れも完了!
今シーズンの薪ストーブの使用開始です〜