前回(その㊿)からの続きです。
10/7の孵化予定日の前日夕方、孵卵器の中から小さくも元気な雛の声が聞こえます。
卵にもうっすらヒビが入り始めました。
このままならは、翌日の孵化はほぼ間違いありません。
無事に孵化するのを祈って、その日は就寝。
そして翌朝……
朝4時に目が覚め、すぐに孵卵器を確認してみると……
3羽の雛が孵化していました!
白色のひよこ2羽に、黒色1羽。
元気にピヨピヨ鳴いています。
今回も、予定日どおりに孵化してくれました。
と、喜んでいる暇はありません。
いつまでも雛を孵卵器の中に入れてはおけませんので、育雛箱の準備です。
今回も、前回同様に、
小型の水槽にサーモスタット付きのひよこ電球
で温度管理です。
早速、水槽とひよこ電球を物置へ探しに行きます。
(前日のうちに準備しておけばよかったと反省です)
ひととおり準備をして、ひよこ電球を水槽にセットし、サーモスタットを孵卵器と同じの約37℃へセットし、暖まるまではしばらく待ちます。
ひよこが弱る原因はたいてい温度管理です。
昔は夜店でひよこが売っていましたが、その買ってきたひよこがすぐに弱って死んでしまうのは、ほとんど寒いからだそうです。
孵化したばかりのひよこはゆっくり時間をかけて常温まで馴らさなければなりません。
ということで、育雛箱の準備をして、再度孵卵器の中を確認してみると……
1、2、3、……4羽?!
先ほどから1羽増えています。
雛の1羽は毛も湿っており、どうやら育雛箱の準備をしているうちに孵化したようです。
孵化の瞬間は確認出来ませんでしたが、無事に孵化してくれて良かったです。
さらに、日中またしても気づかないうちにさらに2羽が孵化しました。
孵化予定日である10/7、合計6羽の雛が孵化したのでした。
今回孵卵器へセットした卵は全部で9個。
孵化したのが6羽ですから、残りの卵は3個。
念のため、もう1日孵卵器をかけ続けます。
果たして残りは孵化するでしょうか?
続きます。