今回はゴーヤの摘芯(てきしん)です。
今シーズン1番最初に植えたゴーヤ。
ここ最近の暖かい陽気もあって、かなり大きくなりました。
こにあたりで「摘芯」したいと思います。
摘芯(てきしん)、これはグリーンカーテンを作る上で絶対に必要な行程です。
植物の芽の先端をわざと切り取ることで、その脇芽の成長が促され、全体的にボリュームのあるカーテンを作ることが出来るのです。
摘芯をしないゴーヤは、最初の芽が上に成長するだけで、結果的に下がスカスカのカーテンとなってしまい、見栄えもよくありません。
そこで、適時ゴーヤの摘芯をして、脇芽を増やす作業を行うのです。
摘芯は、簡単に言えば「はさみで芽の先端を切る」だけの作業なのですが、当然、時期はいつ頃?どこを切るの?という疑問が出てきます。
園芸の書籍や関連ホームページを見ても、いろいろな意見があり「絶対にこの方法しかない!」というものはないようです。
我が家では数年前からほぼ毎年グリーンカーテンにチャレンジしていますので、その経験を踏まえてだいたいこんな感じ、という摘芯のやり方をご紹介します。
種から芽が出ると、最初に「双葉」が出て、次に丸いうちわみたいな葉が2枚出てきます。
このうちわみたい葉を「初生葉(しょせいよう)」といいます。
この初生葉以降に出てくるのが「本葉(ほんよう)」、いわゆるゴーヤの葉っぱです。
この本葉を、出てきた順に数えていき、適宜の本葉の間をはさみで切るのです。
(どこを切るか、いつ頃切るかで、様々な意見があるようですね。)
今回は本葉⑤と本葉⑥の間を切ることにします。
せっかく育ったゴーヤを切るのはもったいないような気もしますが、これも立派なグリーンカーテンを作る大事な行程。遠慮せずにやりましょう。
摘芯は1回だけでなく、必要に応じて数回行います。
どんどん脇芽を伸ばして、全体的に広がった立派なグリーンカーテンを目指しましょう!