我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
一昨年(2018年)の8月から飼い始め、1年半。
今シーズンで2回目の冬を迎えます。
全ては、アローカナを取り扱う養鶏業者さんから、雄鶏1羽、雌鳥4羽の中雛を購入してから始まりました。
早い段階で1羽が野良猫の被害に遭いましたが、そこから、鶏小屋を作り、卵を孵卵器で温めて雛を孵して個体数を増やして、現在に至っています。
初めてアローカナが卵を産んだのが、ちょうど1年前となる、2019年1月10日。
ここから、我が家の自家製卵の歴史が始まりました。
最初に飼い始めた雌鳥3羽が卵を産んでくれるようになり、手に入る卵の数は、1日に0個〜3個です。
生き物ですので、決まった数を産むわけではありません。
それでも、1日に3個の卵が産んであると家族みんなで大喜び。
せっかくだからと、毎日の産卵数をカレンダーに書き記していました。
今回は、2019年の総決算。
これまでも途中経過で記録を残していましたが、今回は昨年1年間の産卵数の総まとめです。
ということで、12月31日時点の産卵数を記録して、まずは12月の記録を見てみます。
11月の下旬には、次世代の雛鳥が卵を産むまでになりました。
1日に最大6個(前日の取り残しも含む)の卵が鶏小屋にあってみんな大喜び。
このおかげで、12月は、1か月で最大95個となりました。
しかし、中旬以降で悲しい事件が。
1羽の雌鳥が「つつき」の悪癖を覚えてしまい、他の雌鳥たちを襲うようになりました。
こうして、これまで卵を産んでくれていた最初の世代の雌鳥2羽が死亡、1羽が負傷して離脱してしまいました。
1羽が「つつき」の味を覚えてしまうと、他の個体にもその悪癖がうつる可能性もあります。
しかし、この1羽も貴重な卵を産んでくれる1羽。
とはいえ、一緒にすることはできませんので、鶏小屋内にて隔離です(雄鶏の後のカゴ)。
もう1羽は、つつかれて負傷した雌鳥(向かって右側のカゴ)。
一命を取り留めましたが、かなり痛手を負った様子です。
最近ようやく元気になりましたが、産卵は期待できません。
ということで、現在かろうじて産卵する個体は、
「つつき」の1羽と、次世代の1羽の合計2羽。
1日最大2個となりました。
こういう事態になってしまいましたが、生き物を飼う以上すべてがうまくいくとは限りません。
今回の反省を踏まえ、次に活かすことこそが大切なことだと思います。
最後となりましたが、年間の総まとめです。
2019年は、757個(4〜5月の抱卵時を除く)の卵を産んでくれました。
1日平均2.3個!
亡くなったり怪我を負った雌鳥のことが悔やまれますが、これも教訓です。
今年、2020年は、よりよい鶏小屋の環境を構築して、昨年以上に卵をいただきたいと思います。
我が家の卵