我が家で飼っているニワトリのアローカナ。
裏庭に放鳥していたアローカナの雌鶏1羽が野良猫に襲われた反省・教訓から、改善策を検討しました。
参考記事:我が家のニワトリ(123)〜放鳥していたアローカナが猫に襲われました(後悔と反省の記録です)
失敗は成功のもと!
1度や2度の失敗で悩んでもしょうがありません。(もう何度も失敗していますが・・・)
大切なことはその失敗の原因をよく考えて、次に活かすことです。
ということで、今回の反省点を洗い出してみると
- 野良猫は獲物としてアローカナを常に狙っている
- 成長した大人のアローカナでも野良猫には勝てないし、逃げられない
- 人や犬の気配がないときに放鳥するのは大変危険
- 周りから自由に出入りできる環境での放鳥はもちろん危険
といった点でしょうか。
同じように自宅で鶏を飼育している方々のお話を聞いたり、インターネットで調べてみたりすると、やはり「いかにして害獣からの被害を抑えるか?」という点に皆さん力をいれていることがわかります。
あらためて、我が家の放鳥に対する考えの甘さを十分に認識しました。
ということで、早速改善策を実行です。
6月28日(日)、まずは裏庭に山積みとなっている薪を移動します。
こちらは薪ストーブ用にと、お隣の果樹農家さんからいただいた剪定した果樹の枝です。
参考記事:我が家の薪ストーブ(その⑪)〜薪ストーブの薪用に伐採した果樹をいただきました
土の上に置いたままだと地面からの湿気により木も乾燥しないため、薪棚に積んで乾燥させなければならないのですが、忙しい事を理由にそのまま放置していました(笑)
この薪の山をまずは片付けます。
薪を取り除いていくと、虫がたくさん出てきます。
放鳥していたアローカナの雌鶏も薪の移動作業のすぐ脇でエサ探しです(笑)
家族総出の作業でようやく薪も移動終了!
アローカナは飽きずにエサを探して土をほじくり返しています(笑)
食事中のアローカナはそのままで、いよいよここに改善策を実行です。
今回は、この場所に「防獣ネット」を張ることにします。
適当な範囲を決めたら、園芸用の支柱を地面に打ち込みます。
ここに防獣ネットを張り巡らせます。
園芸用の支柱には麻紐で固定していきます。
作業時間は約50分、ようやく完成です!
防獣ネットは、念のため外周に沿って3重に張りました。
さっそく中にアローカナを入れてみます。
特に疑問もなく大人しく防獣ネットの柵の中でエサを探しています。
お水も容器に入れておいておきました。
こうして、防獣ネットによる柵作りも無事に終了です。
といっても、もちろんこれで対策が万全ではないことは十分にわかっています。
- 野良猫も柵の中に入ろうと思えば入ることができる
- アローカナも柵の外へ飛び上がって出ようと思えば出られる
ことから、これはあくまでも気休め程度。
しかし、「この空間にアローカナがいること」が重要です。
これまでは、目の届かない鶏小屋の裏など好きなときに好きな場所にアローカナがエサを探して歩き回っていましたが、今度は目の届く範囲(愛犬ゴンちゃんが見張っていることが出来る範囲)の中で行動範囲も限定できます。
また、野良猫も簡単にはこの中に入ってアローカナを襲って逃げることもできないでしょう。
ということで、一定の効果はあるはずです。
しばらくはこの中で放鳥して様子を見ながら、さらに飼育環境を改善していきたいと思います。